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先月のダッチンソンフォートサービス氏撮影のライブの映像が公開されました。

とても生々しく等身大の今の僕らが映っていて恥ずかしさもありますが観てくれると嬉しいです。

CLAMCALMの音源はhttps://artists.landr.com/692531492234 で。


そして、明後日は久々の東京でのライブ。

なかなかGWで皆さん忙しいとは思いますが、同じくらいの年数共に音楽で駆け抜けてきたhenrytennis とルロウズとの3マン。三者三様のステージはなかなか見応えあると思うので東京の皆さん、是非ともです。


□5/7(日)@下北沢LIVE HAUS

henrytennis presents

「And You And I」

open 12:00 start 12:30

adv ¥2500+1d

act)

12:30-
LOOLOWNINGEN & THE FAR EAST IDIOTS

13:25-
MOTHERCOAT
14:40-
henrytennis


GIGADYLAN

3月、そして4月


ゆったりと暮らしている。

のんびりと暮らしている。

だらだらと暮らしている。

ただただ堕落していると言えなくもない時間と共に。

季節の変わり目にかこつけて目一杯体調を崩したりしていた。

花粉症は治ったと思い込みたくてかつてないほど見渡す限り杉の木に囲まれた環境で丸腰で過ごしていた。そして鼻水を啜りながら思った、

まだ花粉症は治ってはいなかった。(もしくは針葉樹が多過ぎる。)

そして2か月かけて野良仕事&プロテインで増やした3kgは1週間で跡形もなくどこかへ行ってしまった。


トキロックはトキロックで今も独特の波の中にいる。

動けない時はずっと布団の中にいて大体において何もできない罪悪感のようなものと対峙し苦しんだり耐えきれず逃避したりしている。真面目でプライドが高く地頭が良いから解決しようと思っていろんな本を読んだりして結果こじらせてしまっているんじゃないかと思えることもあるが、本人が望み続けていることであれば出来る限り寄り添い応援してあげたいなとも思う。

まだまだ綱渡のまま、なんとかかんとかやってるのが実状である。


そんな僕らをライブに誘って引っ張り出してくれることは本当にありがたいと感じている。

今の僕らにとっては唯一の社会性を取り戻させてもらえる時間、これが失くなったらどうなっちゃうんだろ僕ら。


音楽


実のところ今のカタチになってからずっと自信を持てていない。

思うように声も出ないし、指も動かない。

できそうなことをできるかぎりやれればと二人で再び始めた頃は二人でも何とかできていることが喜びであったが、やがてそれにも慣れ、いつの間にか欲も芽生えここのところずっともがいてる。

やろうと思えばいつでもできる、必要なものは大体揃っている。

並べて眺めて音楽家気分を味わっているだけの自分に皮肉をぶつけることから生まれる音もあったりして、それもまた音楽。

無から突如生まれるようなことは未だない。

きっかけは至る所に絶え間なく在る、自分の状態がそれらに反応するか、その他のあれこれに気を持っていかれるか。

思っている以上に自分はアンコントローラブル。


それはそれとして、HPの更新だとか告知だとかちゃんとしないとと思いながらネット映画見てるうちに忘れちゃう癖、なんとかしないと、、、。


農トレ?


気ままにあれこれやっている。

育てる技量はない、情報は調べればそれなりに色々出てくるけど結局のところ、蒔いて、植えて放っておこう。となるキング オブ 怠惰な二人。

それでも去年作った小さな菜園では白菜、水菜、春菊、ニラ、わさび菜、サニーレタス、分葱、パクチー などなど日当たり良かったところ順に育ってくれたし、今も採っては育ちしてくれている。

先月植えたアスパラも、じゃがいもの芽も出てきたし、ハーブ類も元気そうに育ってる。ブルーベリーとラズベリーはまだよくわからないが今のところ枯れてはいない。

何にせよ今のところ放農スタイルで絶望に陥ることなくきているので8年は続けてみようと

今は思っている。

並行してここのところ山菜、フキ、タケノコが私たちそろそろ食べ頃だけどとらないの?とばかりに至る所に生えてくる、これを我が家ではネイチャーハラスメントと呼んでいる。美味しいことは重々承知であるが、食べるまでの下処理が僕らにしてなかなかのもの揃い(村人にとっては大したことではない)の上そこまで量食べれないラインナップなので躊躇していると大体ご近所さんが食べれるかたちで持ってきてくれたりする。

今日はたまたまわらびを頂き(いてしまった)、その方のアクの抜き方を教えてもらったので早速木灰振って熱湯かけて浸けている。ここから3日かけてアクを抜くのである。

こういったことをさくっとできるようになれるのだろうか?いつの日か。



Bob Dylan


全然、関係ないけど、

先日、愛知芸術劇場で観たボブ ディラン。

過去にも見てきたけど、今回のはあまりに素晴らしくて何度も立ち上がり

叫んでしまった。もしかしたら僕の変化かもしれないが。

何にせよ、まだあの声の余韻が消えない。



GIGADYLAN

子供の頃、唯一父と一緒に楽しんでいたのがプロレスだった。

スペースローンウルフとして出てきた時、あの紺色のロングタイツに銀色のリングシューズがなんか未来ぽくカッコいいなあと思った(大人になってから見ると衝撃的にダサかった)ことに始まり、三銃士の中でも武藤敬司だけは負けても絵になるというか、この人、勝敗関係ない人だなあと(逆に橋本選手は負けたら絵にならない人だなあという印象だった)思ってたらいつの間にかムタになってたりして、そうこうしてたら高田とやるって結構急になって、まさかの四の地固めで勝つという伝説的な試合したと思ったらn.W.oに入ったりして、ちょっと目を離したら6冠王者になってて、おおぉと思った矢先に全日の社長になってて、プロレスラブおじさんほぼ完成。そこから21年、僕はバンドに夢中であまり追っかけてもなかった(何年か前に両国の馳浩引退試合でムタの試合を見たくらい)のだけど、年始のグレートムタvs中邑真輔戦をネットで観たら火がついちゃって、東京ライブもあるしこれは観に行くべきだと言った訳で、前置き前田日明の話くらい長くなってしまったけどラストラブ観に行ってきました。


今のプロレスも本当に面白く素晴らしい選手いっぱいいてどんどん惹き込まれていき、全くプロレスに興味なかったトキロックが最初から最後まで一緒に色んなプロレスラーの名前を叫んでしまうくらいであった。



ただ最後は悔しいけど、ノスタルジーに瞬殺され号泣。。
https://youtu.be/Xovyj0TLFYM



武藤敬司ありがとう!お疲れ様でした!!!!!


GD
東京から帰ってきて、しばらくぼぉーと余韻に浸りつつあれこれ考えごとをしていたら1週間も経ってしまいましたが、東京中野Moonstep観てくれた皆さんありがとうございました。

はにかんで春でドキドキし、シンムラ君でニヤニヤし、僕らは僕らでやれることをやり、韓国からのGoryMurgy の戸川純のカバーに度肝を抜かれ、ズボンズにタガを外されました。

ズボンズが始まり気づいたら最前スピーカー前。
ドンさんのテレキャスの音小さいなと思ってたけど、おかしいのは僕の耳の方でした。メロウな曲でとろけすぎたのかブッカビリーさんがスティック落とした瞬間一緒にとろけました。ムーストップさんのリッケンなのに鉄壁の重低音グルーヴに身を委ねました。

それはさておきドンさんのMC中、無音でずっと鍵盤弾いてるマッタさん凄い好き。
結局のところもはやズボンズは音楽ではなく無条件で冷静さを欠かせてくれる波動のようなものなのかもしれない。


打ち上げ中も、その後泊めて貰った元ギターフクの家でもずっと耳キーンは収まらず、酔いと興奮冷めやらぬ午前4時、寝落ち寸前にサスティンのないJazzMasterみたいな音しますという紹介文に異様に惹かれメルカリで12年ぶりにエレキギターを購入。(すべてズボンズのおかげ、もしくはズボンズのせいで)   
総じて至福の時を過ごし、僕らもまだまだこれからだなという気にもなっています。
またいくつか東京のお誘いもあったりして暖かくなったら行くので宜しくお願いします。
その前に3月は京都と大阪で。
新たなモードでやれたらなと思ったりもしているので
お近くの方、是非観に来て下さーい!詳しくはまた後日。

□3/11(土)@京都メトロ
※オールナイトイベントになります。
■3/26(日)@布施駅と小路駅の間にある蔵


昨日は美しい日だった。

思わず自分の住む集落を一望出来るとこまで行ってしまうくらいに。
たまに物事における視点とキャンバスサイズの違いでトキロックと言い争いになることがある。
大体において僕はだいぶ外からの大雑把な景色を見ていて、トキロックはだいぶ内からの細かい景色を見ている傾向にある。

ということで互いをマクロとミクロで呼び合おうということにしてみたが、今のところまったく定着していない。(バンド名をマクロミクロに変えようという案も出たがそれは冷静に却下された)
そういったこともあり昨日1人写真を撮りながら思ったわけである。

ミクロちゃん、地球であれ、
我が家であれ、人であれ、離れて見ると大体のことは美しく愛おしく見えるかもですよ。(強引かつ大雑把) by マクロ
落ち葉の絨毯が出来た11月末、京都のライブは大好きな仲間との再会に少し浮かれ乱れ久しぶりに悔しいと言う思いが巡ったりもしたけども、そんなことは些細なことで結局のところ最高な夜だった訳である。

翌日、庭師でラッパーでトラックメーカーの線描ことけいちゃんと画家の矢野 ミチル君が家に来て濃密過ぎる3日を過ごす。瞬間的に感度が上がる、あるいは上げざるを得ない時間があり、彼らが去った後は反動でくだらない動画がやけに愛おしく、だらだらと過ごしたりしてバランスを取ることとなった。


チルミーが書いてくれた絵。光の当たり方で飛び込んで来方が違う。我が家のどこに在って欲しいか模索中。

岐阜での初めての冬が来ようとしているのか、もう来てるのか布団から出る時間も遅くなりつつある。
毎日、灯油ストーブで暖をとっている。
数時間おきに換気せねばならないのと灯油代を考えると、二人しかいない時は炬燵が最も効果的に暖を取れると言うことに気づき、ニトリを筆頭にあらゆる最近の炬燵を観に行くも天板の質感やとってつけた北欧テイストに2人して失望し、とりあえず掘り炬燵用の石英菅ヒーターだけ買ってちゃぶ台の下に置いて布団をかけ、その上に適当な板を乗っけるというとってつけた和テイストに自分で自分に失望し、やはり作るしかないかと先日から廃材をかき集め、炬燵机作りに勤しむことに、、、。


そんな中、豊田のスーパーやまのぶで木村明則さんの奇跡のりんごが売っており、トキロックが涎を垂らしながら、高いけど買っちゃダメかかなあと
上目遣いを駆使して攻めてくるもんで購入。
甘いりんごはそれなりに食べたことあるけども、
濃厚な甘酸っぱさとでも言おうか、酸味のサスティンが長くその余韻の最後は甘さで終わる。
僕が食べたのはそんな感じの奇跡。
多分、個体差や年によって色々あるんじゃないだろうか。

そうこうしてる内に明日は今年最後のMOTHERCOATのライブなのです。
伊那は若かりし日に免許合宿に行った思い出の地。
そこでマザーコートのCDジャケットやフライヤーの絵を書いてくれてたチェッホ画伯と出会ったり、合宿仲間と呑み屋で喧嘩になりビール瓶で殴られたり。
そんな伊那で異様にアンサンブルに磨きがかかってきてるsalsaと久しぶりに会える新潟からのしょしょ、初顔合わせになる加トウエミさんと。
素晴らしい夜になる予感しかない訳なので、
遠方からも旅行がてら遊びに来てもらえたら悶え喜びます。

▲12/10(土)伊那GRAMHOUSE▽
「Better days ahead」
-GRAMHOUSE 30th Anniversary-
MOTHERCOAT
salsa
しょしょ
加トウエミ
OPEN17:30 START18:00
ADV2,000 DOOR2,500
高校生1,000

チケット予約は↓まで宜しくお願いします。

今年はMOTHERCOATが気づけば20年目なのです。
かと言って何か特別なことをすることもないのですが、一緒に作り鳴らしてきたかつてのメンバーには
感謝しかないわけで、口に出せないありがとうを内に秘めて移住前に長らく連絡取ってなかったメンバーに恐る恐る声かけて会いに行ったり集まって貰ったりした春。

その時、当日になって熱出して来れなくなったニノミヤソウとシューベルも交え西荻窪で再会。


話は尽きず、時間だけが圧倒的に足りず
バイバイシーユーアゲイン。

ソウは類い稀なるギターリフメーカーなんだけど、
今でも新しいのどんどん出来てるらしく、そのうちね、何かあるかもね。

もはやMOTHERCOATというか僕にはこうでなくては、、、という概念だったり価値観がないので
またソウがギター弾いてるステージがあっても全然不思議ではないなと思える数時間でした。
これでリアルで会えてないのは島根にいるナイトウトモだけに。鳥取砂丘からの出雲大社でいつ行こうか、、、。
シューベルも忙しのに仕込み終えて会いに来てくれて嬉しかった。話聞いてるとシューベルのカリーも音楽もこの先何が起こるかわからないワクドキ感ありで期待大である。



楽しいひと時に勿論ながらテンションは上がり浮かれてもいた。この1時間後、ホテルに向かう大宮バイパスで絶賛取り締まり中であった警察にサクッと19Kオーバーで捕まり、あっさり平静を取り戻させて貰うというオマケ付きの日になったことは正に我が人生を象徴しているなと。

まあそれ故に絶妙なバランスで今なお生き延びれているのでしょう。

みんな同じ感じでおじさんおばさんになっていってるからあまり変わってないねと言い合うがどう見ても若者ではない、、、。



さて11月15日に東京で久しぶりのライブをします。
時間少し早いけど会いに、祝いに来て下さい。
チケットはinfo@mothercoat.comまで宜しくお願いしまーす。

△次回ライヴは東京▼
11/15(火)@下北沢ERA
『Small Temple』
open 18:30 / start 19:00 
ADV ¥3000 / DOOR ¥3500 (+1dr)
MOTHERCOAT 19:00~
LOOLOWNINGEN & THE FAR EAST IDIOTS
GRENEN MILK FROM THE PLANET ORANGE
俺はこんなもんじゃない 
SiMoN




5月に岐阜県の山間部の古民家に引っ越し
家をリノベーションしたり、木を切ったり草を刈ったり土を作ったり種を蒔いたり順風満帆な日々を送っていた。


このまま暮らしを整え、自分達のスタジオを作り
音楽活動再開へ向けてゆっくり歩みをすすめていこうとやっていたのであるが、
7月末に、またしてもトキロックの精神の病が再発。

理想に向かうトキロックと現実とのバランスを取らせようとする自分とのせめぎ合いの中、完膚なきまでに現実を叩きつけられた8月であった。
トキロックは僕から見ると理想を飛び越え妄想の世界で幻聴や幻覚に操られ、時に心身をあらゆるものに乗っ取られていた。

トキロックの持病に対する治療法のこだわりと新しい土地での病院探し、盆休みが重なり飲むべき薬の調達が難航。
余っていた薬で凌いでいたものの他人格時には薬を吐き出すことが増え徐々に悪化。8月16日からトキロックはほぼ眠らなくなる、自傷行為や急に家から出ていこうとすることが増え目を離せない状況に。互いに眠れない日々が続く。

なんとか8月18日に埼玉のかかりつけ医に電話で僕が代理診療してもらい速達で薬を送ってもらえることに。19日のお昼に薬が届き必要な薬が全て揃う。自己を取り戻すひと時があり
その時に薬も飲むことができ、昼から少し落ち着いていた。
16時半頃。「洗濯物一緒に入れよっか?」「もうちょっとあとで」という会話をした後、先日トキロックがあの木の切り方が気持ち悪いからなんとかしてと言っていた木を切りに行って戻ってきたらトキロックは居なかった。
急いで外へ。ガレージの車がない。
すぐに110し、いつもお世話になってるご近所さんのとこに行っていないか連絡。
1時間後、警察の方が来て事情聴取と行方不明届けを。2km先の川沿いのお店の駐車場にエンジン掛けっぱなしで停まっている車が発見される。
昨晩の大雨で地盤も悪く川も水量が多く視界が悪い中での捜索は困難ということで本格的な捜索は明日の朝からになると告げられる。

家に帰ってくる可能性もあるということで基本的に家に居てくださいと言われるもいてもたってもおられず現場に行かせてくださいとお願いし現場へ。
川沿いを懐中電灯で照らしながら捜索するも見つからず。消防隊の方へも捜索届けを出しに行く。
現場に戻り川沿いを下流の方へ。
川の流れを見てると悪い想像ばかり浮かぶ。絶対どこかで生きてると口に出す。あの時、目を離したことを後悔する。自分はいつも大事なとこで油断して失敗する。色んな感情が蠢く。最悪のケースを覚悟して備えようとしてる自分が嫌になる。動揺してることがわかる。手当たり次第に探し続ける。家に戻ってるかもと家に戻る。

仏壇の前でトキロックの両親に頭を下げお願いする。
疲労困憊、少し横になる。

夜が明ける。

探しに行く。
ご近所さんも朝早くから一緒に探してくれる。

午前9時に捜索本部が設置され警察、消防隊、消防団による本格的な捜索が始まる。地域の人たちも心配して来てくれる。気づけば100人体制の大捜索に。
川にボートが浮かび、空にヘリが飛び、ドローンが飛び。川沿いから山の中まで。

手掛かりを掴めないまま川を中心に捜索。

お昼前に地元消防団の方が山の中に靴下がありましたとの一報。
消防団の方が靴下と共に下山。
靴下の確認。
それはボロボロになった泥だらけの僕の靴下であった。
そう言えば昨晩、急に足が寒いと言って僕の羊毛の靴下を履いていたのを思い出す。
間違いないですと伝える。  
手掛かりなしの状況から一転。一気に事が動く。
川の捜索を引き上げ山の捜索作戦が立てられ、
午後2時に捜索再開。
自分も山に入りたいが、完全に足手まといになるだけ
。ただただ頭を下げ、宜しくお願いしますということしか出来ない。  
せめて生きていてくれればと祈る。


どれくらいの時間が経ったのか覚えていないが、
「無事、発見!」の一報が入る。
意識もあり、自分の足で歩けるとのこと。
 
心配して駆けつけてくれてそこら中の人に頭を下げお礼を言う。ご近所さんと抱き合う。

数十分後、捜索隊と共に山から降りてきたトキロックの姿はありきたりではあるが一生忘れられない、忘れてはいけない光景となる。

「ごめんね、ごめんね」というトキロックを抱きしめる。

救急隊による健康チェックを終え、皆さんに簡素な挨拶をして家へ帰る。  


生きた心地が我が家に漂い、束の間の安堵。
あまりにほっとし、何なんだこの人生は、、、
と笑いが込み上げてくる。

また生き延びさせて貰った。

気を抜くな気を抜くなと眠りにつく。

そんな8月20日を境に、服薬と安静を経て今のところ順調にトキロックは回復してきています。
今回の発症においてはトキロックの記憶にないことも多々あったり本人の体感と外側から見た客観的事実に誤差(トキロックの脳内次元との誤差)があったりとなかなか本人が自覚できてない事の対処は難しいもの(自分は大丈夫と思いたいしギリギリまでおざなりにしてしまう傾向もある)で、やはり近くにいる自分が違和感を感じた時に手を差し伸べなければと改めて思い知らされ反省してます。

秋口からいくつかライブの予定も入っておりそれに向けて今は音楽も出来るようになりました。

今のところ岐阜、大阪、東京、京都と今年、みんなに会えたらなと思っているので宜しくお願いします。そろそろ告知もちゃんとしなければ、、、。


GIGADYLAN 
今日で10年間住んだ深谷の家を退去して引っ越すことに🐚

2012年、バンド活動が活発になってきた矢先に、活動に拍車をかけるため、リハーサルも録音も出来る自宅スタジオを持ち、メンバーとも生活を共にする事を前提に見つけた物件🏡

入居当時は物件や活動についてOTOTOYのインタビュー記事にもなりました

潜入! 凡人ハウス! mothercoat最新アルバム『Allergies』配信&濃厚インタビュー公開!

mothercoatというバンドをご存知だろうか? 彼らは埼玉県の深谷で共同生活を送りながら活動するバンドだ。「凡人ハウス」と名付けられた彼らの家にはスタジオやレコーディング設備が整えられていて、裏には小さいながら菜園まで作られている。今回、筆者はそんな凡人ハウスにお邪魔してインタビューを敢行したのだが、バンド活動と農家的な暮らしが自然に両立している様子には驚かされてしまった。ところが、mothercoatが特殊なのは、そのような生活を送りながらも、田舎発の音楽ということをまったく前面に出そうとしない点だ。例えば環境保全や反資本主義などといった主張を掲げて彼らは田舎での共同生活を選んだわけではない。じっくりと自分たちの音楽を突き詰めることを考えた時に、その場所が最適だったというだけなのだ。彼らが本当に作ろうとしているのは、好きなことを自由にやりながら生活していくためのスタイルなのかもしれない。インタビューは長時間に及び、凡人菜園で採れた野菜をふんだんに使った夕食までご馳走になってしまった。既に従来の仕組みが崩壊し、危機に立たされている音楽業界。このインタビューが、音楽と生活について改めて考える一助となれば幸いだ。...

ototoy.jp


ここに住んでいる間には年間100本以上ライヴしている時もありました🚗

そんなこんなでアルバムリリース前には連日ほとんど寝ないで諸々の作業をしている中、2015年精神のバランスを崩してしまい、以降のアルバムツアーも全部キャンセル、そこからバンドもメンバーが辞めたり入ったりして何とか続けていましたが最終的にはギガディランとの二人だけとなって、2017年に活動を凍結🧊

そこから2019年秋にスタッフのつまこに喝を入れられる形でライヴに引っ張り出されることをきっかけになんとなく出来た曲を持って出演、それを知った方々からまた誘って頂けるようになりフンワリとライヴ活動再開

2020年に亀の歩みツアーを企画したもののコロちゃん旋風でキャンセルが相次ぎ、その後もお誘い頂いて開催されたものにポツポツ出演

巣籠もり期間にDIYに手を出したりモノづくりに専念したり社会の動きを眺めたりするうちに田舎暮らしへの想いが募り🏔

今年こそは移住を決めたいと今年の2月のライヴを最後に一旦ライヴ活動休止を決め、1月頭から山口県を皮切りに九州、瀬戸内海、近畿、東海などの土地を一ヶ月間見て周り、一度2月のライヴのために深谷に戻ってエリアを絞って物件探しに再び出掛けようと帰途に着く道すがら、2021年夏に無念の開催キャンセルで涙を飲んだドブロク企画「秘境にて」の開催地に寄ってちょっとご挨拶していこうとなり💡

そこであれよあれよとご縁が繋がって、なんと移住先物件が見つかってしまいました🌈

お世話になりっぱなしだったご近所さん方と涙のお別れを交わし🥹

楽しかった思い出、辛かった思い出がいっぱい詰まったこの家ともお別れを交わしました👋
GWの家なき子期間を経て5/5から岐阜県恵那市の山間部にて新しい生活を築いていきます🔨

家やスタジオ、田畑の整備など生活の基盤をある程度構築するのに時間をかけてから、時期はまだ見えていませんが、ライヴ活動を再開しようと思います🍀

都心からはこれまで以上に離れますが、なるべくフットワーク軽くありたいなと思いますので、全国の皆さまこれからもどうぞ仲良くして下さいませ✨

トキロック