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2025年5月17日(土)京都 Live House nano

トキロック誕生50周年祝賀自主企画「5Oat (ゴート)」

69名でSOLD OUTとし、なんだかんだで75名のお客様と京都nanoオーナーまーこさん店長モグラさんステージみきてぃ、MOTHERCOATスタッフつまこ、Drums イリマジリジュン、Guitar ニノミヤソウ、Guitar アビーフクノスキー、PA スギハラジュンペイ、ギガディラン、トキロックの総勢85名でお祝いする事ができました❗️


ギガディラン目線での当日の振り返りは前回のブログにてお読みになれますのでそちらも是非😇

そのブログの方で当日のセットリストが掲載されているのですが、アンコールの一番最後に書いてある「なのにやぎ」というのは、当日私が京都に向かう車の中で詠んだ一句なのです🎋

俳句のルールとか勉強してないのでそこらへんは適当ですがご容赦願います🙏

当日は、前回のブログでも書いてあるように、2人セットやバンドセットとは別にギガディラン、トキロックそれぞれのソロで始まりソロで締めくくるのがいいなぁと言っており、実はその日に向けて書いた長〜い詩をポエトリーリーディングの形でお送りしようかと準備していた曲もありました


その曲は別の機会にきっとどこかでお披露目する機会があるとは思うのですが、何せ前回のブログでセットリストを見てもらえればわかるように本編が思ったよりも長くて、2時間半ぐらいの超大河ドラマとなってしまったため、ここからまた長〜いポエトリーリーディングもないもんだと思って、急遽この一句を詠ませていただくことでお開きとしたのでした🏮


タイトルの「なのにやぎ」、「なの」は「nano」、「なのに」は前後対立の接続詞「それなのに」、「やぎ」は「5Oat」、「真砂(まさご)」は「岩(ロック)が砕けた細かい砂」を表し、語源の「まなご(愛子・真名子)」、さらにnanoオーナーのまーこさんの本名「まさこ」と掛けてそれらが降り立った「二条」はnanoのある場所、そこに積もる「塵(ちり)」は微小単位であるnanoを漢数字で表した「塵(じん)」と掛けて「芥(あくた)」は「ごみくずなどつまらないもの」の意味で仏教的な「無」、もしくはわたしたちを含めたそこで演奏する・されるものたちを暗喩、「土龍(もぐら)」はもちろんnano店長「モグラ」さん、モグラは「掘る」もの、その「つまらないもの」を「ほる(放る)」こともできるけど「ほれれば(惚れれば)」、「浅き夢(今まで見ていた浅はかな夢)」が命の証として咲く事ができる、という、わたしたちの愛する京都二条nanoおよびそこで鳴らされる音たちへの心からのラヴレターでありました💌

わたしたちの「5Oat」のはじまりがなぜ京都のLive House nanoからだったのか、駆けつけたかったけれど京都はさすがに遠かったよ、という往年のお客さんや音楽仲間もいらっしゃったと思います😌

わたしたちが活動を凍結していた頃に、まだまだ具合の悪かったわたくしトキロックを連れて自分自身も疲弊からか元気のなかったギガディランが気分転換にnanoの年中行事、年末の大掃除に参加したことがありまして、その時もまーこさんの温かい言葉やモグラさんの普段通りの対応に非常に心が温かくなったこともありました💖

また、これは2018年8月10日のモグラさんのつぶやきですが、深谷で一つ屋根の下で暮らした最後の砦のイリマジリジュンが脱退を表明してから2017年の年末で凍結したmothercoatが家で音楽を聴く事がまったく出来なくなって、トキロックはまだまだ病状が大変に不安定で、ギガディランもバンド活動をやむなく止めた事で失意のどん底にいる時、そんなときにこの呟きを目にしたギガディランが涙してこのスクリーンショットをお守りにしていたというのは、私もずっと後になって聞いた話です😌


加えて、2人体制になってからというもの、なぜか京都と縁が深まりまして、バンド時代には知ることもなかった京都でのいくつもの素晴らしいパーティー(「Nightclubbing3 with 不時奏」 by experience(e)、「dip6」 by Redhair Rosy (ex. the McFaddin)、「来来」by PUB VOXhall gakiなど)や、音楽フェス(「BOROFESTA」、「いつまでも世界は、、、」、「櫓盆」by 吉田寮など)に出演する事ができ、それもこれも2人になってからもわたしたちに変わらず声をかけてくれたモグラさんや、京都で活動を続ける昔からや初めましての音楽仲間たちによって繋がっていった絆であり、2人体制としてはブッキングがかなり京都に偏ることも多くなっていたこともあり、そんなここへ来て縁付いた京都で、モグラさんと一緒にパンパンの京都nanoを体感したいという強い思いが私たちの中に芽吹いていたこと、自主企画しかもワンマンなんて凍結以来10年以上のあまりに久しぶりなことなどもありキャパ的にも自分達が何とか背伸びしてソールドアウトしたいなという目標としても心地よかったことなど、私たちの中では「5Oat」のキックオフとしてごくごく自然な流れで京都Live House nanoでの開催とあいなったのでした👘


これに合わせて、モグラさんがすべてのイヴェントに対してすごい熱量でずっと書き続けている文章があるのですが、一部の出演アーティストの中では心の支えになっているとかいないとか、、、「5Oat」の日のものも、目頭が焼け焦げそうになったので皆さんも是非読んでみてください

今夜のnano MOTHERCOAT presents トキロック誕生50周年祝賀ワンマン『5Oat』


さて、「5Oat」アンコールの上記「なのにやぎ」を詠んだ後に、ギガディランに耳打ちされるまですっかり失念してしまっていたトキロックからトキボンへの改名の理由について書こうと思って書き始めたこのブログ、いつの間にか「5Oat」が「なんでなの(nano)」で開催されたかの理由でここまで来てしまいましたので本日はこれにて、続きはまた今度🪘


トキボン(ex. トキロック)

トキロックがトキボンとなり”5Oat”in京都nano幕を閉じた。


今回感傷に浸ることだけは避けるよう努めてきた僕の目頭が明確に熱くなり2、3粒の涙を拭ったのはモグラさんが終演後 THE BLUE HEARTSの「DUG OUT」をかけた時であった。


トキロックが50歳を迎えるというきっかけの種が思わぬ方向へ実って”5Oat”に。
いろんなところから祝いに来てくれた、気にしてくれた皆さん 心からありがとうございました。

当初、僕は単純にトキロックが発病して10年、よくここまで生かされ生き延び なんとかかんとかやってこれたなということで誕生日会をやれたらなと ふいに思ったところから始まったのだが、フクのマザコ愛のせい(お陰)であれよあれよと企画の構想が広がり、一時企画の構想が広がりすぎて収拾つかなくなりそうなところまでいったりもしながらもお互いの足るの中にちゃんと収まって良かった。久々にインスタ投稿含めグッズのデザイン等々、一緒にやってた時にあーだこーだやり合ってた頃の感覚でフクと(殆どフクがやってくれた)作り上げることが出来たのは至福であり贅沢な時間であった。


今回バンドセットをやることにおいては、ミョウちゃん(Gt)やナイトウちゃん(Dr) ハジメ(Dr)ケンスケ(Gt)かつてのメンバーみんなに声かけたかったけど、みんなの今の日常を掻き回し それらを調整できる自信も体力もなかったので、昨年ソウと呑みに行った際、ソウが思いの外乗り気だったのでソウ時代のカタチで数曲楽しくやれたらなと思ったところからスタートした。
そうなってくるとドラムはやはりジュンとなり、ジュンに声をかけたが見には行くけど叩くのは遠慮させてくださいと一度断られた。が、ソウが弾いててドラムは打ち込みでそれをジュンが見に来てる光景は異様すぎてライブに集中できないので、トキロックがトキロックを引退すると言ってるから今回ばかりは宜しく頼むという恫喝めいたLINEを送ってなんとか叩いて貰えることに。
その流れでジュンペイにも声かける。彼も多忙な日々とブランクからくる 不安の表れからか、話を一歩先に進めようとすると最近彼がハマってる競輪の話に持って行こうとするのでなかなか大変だったが、やれそうなことをやれるだけやろうということで曖昧に参加を決めてもらう。

みんなそれぞれの日常を崩してスタジオの時間作ってくれたことには本当に感謝しかない。
一発目みんなで久々に音を出した時の楽しさも徐々にやるからには的欲望によるピリッとした空気が顔を出したりしながら、ソウ時代4回、フク時代3回のスタジオリハでよくここまでやれたなというのが正直な感想である。 (スタジオにおいてはソウがだいぶ引っ張っていってくれたなあ) 


今回、ギガディランで始まりトキロックで終えるのもいいねと曖昧にトキさんにも伝えたまま、二人共直前まで何もせず、まあ何もやれることが浮かばなかったらやらなくてもいいかと思っていたけど、二人して直前でやれそうになったことをやれた自分達を少し褒めてあげたい。

トキロックに関しては何をやるか教えてくれなかったので、僕自身あのラストシーンには度肝抜かれ
感動すら覚え、天才トキボン誕生の瞬間、楽しみと不安で胸一杯に。本当によくわからない変な人。

 

やると決まってからの僕らもそれなりに暮らしの中のMOTHERCOATの比率が高くなり過ぎ、トキさんもハイとロウの波の中で4月はちょっと危ない感じだったので薬で調整したり、僕も僕で体調を崩したり、慢性的な倦怠感と付き合いながら出来そうなことを出来る限りやれたら良いじゃない精神でやってきて、 何はともあれ無事終えることが出来てホッとしています。 

トキロック改めトキボンの元気な姿、 元メンバーの多分元気な姿をあの日、見せることが出来たこと、それらをひっくるめ喜んでくれたお客さんがいたこと、僕らのやりたい放題を思う存分やらせてくれた京都nano。 

とても好き日になってめでたしめでたし。 

何度でも言いたい「みんなありがとう」。




た だ い ま たね


何者かであろうとした私の 怪しさに疲れ果てて
私は今 あなたによって繕われてる
ひとしきり味わった快楽に 誘いこまれぬように
あなたは今 私によって繕われてる 

絶え間なく 絶え間なく 今を 
繋いでく 繋いでく 今を
辿り着き さよならする 今を

ここに今があることさえ疑いながら過ごしてる 

た だ い ま  たね

た だ い ま  たね

た だ い ま  たね


5/17@京都nano
"5Oat"

1.た だ い ま たね

2.CLAMCALM
3.APOLLO
4.HAWKING
5.TOKINOHAJIMARI
6.LAST NIGHT'S DINNER
7.paint
8.MAMADAY
9.KING AND TREE
10.TIME FLIES
11.TOUCH W
12.SCENE

13.goodbye
14.nipple cider
15tenpura
16.trickster
17.gods

18.angle
19.waltzheimer
20.no music yes life
21.wednesday
22.super star
23.fake a fake
24.post 

un.galileo 

    なのにやぎ 



GIGADYLAN

ドブロクのニューアルバム「エモ逃げ禁止令」 2025年5月15日発売。 

ドブロクは、以前私たちが地元岐阜県串原村で初めて主催したイヴェント「Mederu」に関する最近の投稿でもご紹介しましたが、私たちが企画するずっと前からここ串原村で音楽フェスティバルを主催し続けている古くからの音楽仲間で東京拠点のスリーピースバンドです 


彼らが串原村で主催する音楽フェスティバル「秘境にて」に以前誘ってもらった事がキッカケとなって移住先が串原村に決まったというのは知る人ぞ知る話


さて、そんなドブロクのニューアルバムのプロモーション動画のナレーションは私たちMOTHERCOATの二人もやらせてもらっています

ナレーションをやらせてもらったという取っ掛かりはもちろんあるし、友達の音楽で、彼らが多くの人に届けたいと思っているのだから出来ることはやりたいという気持ちはもちろんあるのですが、こうしてわざわざブログとして紹介したくなったのには理由があります 


それは簡単に言うと今回の彼らのリリースについて色々心に引っ掛かる点があったということですね 


2009年に私たちが「パッチワーク_式」というアルバムをリリースした際、今でいうクラウドファンディングの形をとって制作を行いました

この時のキャッチコピーが「まだ出来てもいないアルバム買いませんか」だったので、プロモーションの一環として「エアレビュー」と称し、MOTHERCOATを応援してくれている周りの色々な人たちに音が出来上がる前にアルバムタイトルだけを伝えて中身のレビューをしてもらって、独断で一番面白かったレビューをしてくれた人を称えるというのをやりました


まだ彼らのニューアルバムを聴いた訳でもないですが、タイトルの「エモ逃げ禁止令」が心に引っかかってしょうがないのでここで勝手にエアレビューのようなものをします 💿


△「エモ逃げ禁止令」エアレビューのようなもの ▼


ドブロクを聴いてきた人なら、今回のアルバムのタイトルが「エモ逃げ禁止令」だと聴いて、ビックリ仰天、もしくは裏切られた気持ちでいっぱいなのではないだろうか?


2014年リリースの彼らの渾身のアルバムであったはずの「Do the EMO!!!!」そのほぼほぼタイトルチューンである「Do the EMOん」の中で彼らはしっかと歌っている。


「肝心の感情は置き去りでおざなり」と。


エモの「肝心」さを訴えていた彼らが、11年の年月を経て、今、「エモ逃げ禁止令」を敷くという。


エモ逃げ禁止令における『エモ逃げ』の部分の意味として、日本語としてまず字面だけから解釈するのであれば、 

①エモ「から」逃げる 

②エモ「の中に」逃げ込む

以上の二つの可能性があるだろう。 


既に前作「Do the EMO!!!!」で、おざなりにしてきたエモに対峙し、「エモをせよ!!!!」と自分に命令を課すことまでして来た彼らにとって、上記の①は既に提示されていた課題だ。 従って、今回の「エモ逃げ禁止令」とは、②の方である可能性が高い。 


つまり、どういうことか。 多くの人が忙しくしている時間の中で自分が今、何を感じているかということに目を向けることすら忘れている。忘れているのだから、「おざなりにしている」という自覚ももちろんない。 

エモ、つまり自分の感情に向き合うということは非常に面倒くさいことである。「こんな感情を抱いてはいけない。それは罪深いことだよ。」と自ら学んできてしまったことも多い。 だから人は忙しくしたり、「衝突を避けるため」という大義名分の元で自分の感情を感じる寸前に押し殺すことで、無意識的にも意識的にも常に自分の感情に向き合うことから逃げている。 

エモが「おざなり」になっているよ! まずは「肝心」の「感情」に向かいあうんだよ!とにかく黙って「Do the EMO!!!!」!!!! と彼らは私たちに喝を入れて気付きを促してくれていたのだ。 


これに対して、②の「エモの中に逃げ込む」というのはつまり「エモの存在に気がつくことをしないまま、エモの中にどっぷり浸かること」を意味している。 感情の溜まりにどっぷり浸かっている、例えば怒ったり泣いたりしている最中には、感情の溜まりの中にいるので、「今、私ってば怒ってます」「今、私ってば泣いてます」ということに気が付いていない。 さらに、感情の溜まりを爆発させることで一定のカタルシスを得られ、それにより一旦また普段の緩やかな感情の流れに戻って再び流され始めるため、爆発時に飛び散った感情は振り返られず、知らず知らずのうちに新たに別の溜まりを形成する。 


こちらのパターンは、派手な爆発に気を取られて、一見ばっちり「Do the EMO!!!!」出来ているように捉えられがちであるが、感情は「置き去り」にされなかっただけで「おざなり」な形で霧散させられた訳だ。 置き去りにされなかった分、前述の感情を自ら殺すパターンよりは自分の感情に気がつくチャンスはあるといえる。 

しかし、感情が爆発した事実だけに一瞬気がつくが、それだけでスルーしてしまうという意味で、前述の①の感情から逃げるやり方として、それを押し殺すことを選択するのと本質的に変わらない。 押し殺した感情は溜まりとなって、いつか何かのキッカケで結局爆発、もしくは下手をすると崩壊する。 そういう意味で①と②は小出しにするかいっぺんに出すかの時差の違いでしかないからだ。 


ここまで読んだあなたは、「それでは感情を持つって悪いことなのでしょうか!? 私は生きることが好きです。感情を持たないなんて、AIと一緒で、人間として生きているとは言えないじゃないですか!」と感情的に反応するかもしれない。 しかし語感に惑わされず、内容をしっかり読み取ることをしてくれたあなたは、そのようなコメントに対して、「いやいや、感情を持つのは人間として当然のことだし、別に感情を持ってはいけないとはどこにも書いてないですよ。逆に感情を押し殺すデメリットについても述べてあるしね。感情の存在に一瞬気がつくだけではなく、感情の意味内容にきっちり向き合わないままそれを持ち続けて、あまつさえそれに翻弄され続けている自分を振り返る機会を失うことへの注意を喚起していると私は理解しました。」というコメントを返すかもしれません。 


さて問題です。 ドブロクの新譜「エモ逃げ禁止令」の『エモ逃げ』の意味はどっちでしょう? 


①エモ「から」逃げる

②エモ「の中に」逃げ込む


問題の答えを求めて、私は彼らの新譜「エモ逃げ禁止令」を聴いて確かめるのを楽しみにしています。 『あちゃー、①でも②でもなかった』という答えも素敵ですよね。皆さんも一緒に答え合わせしましょう。 


注1)実は、自分の声で「2025年5月15日発売。」と言っていたので油断していたのですが、なんと本日サブスク版が先行リリースされてしまったので、ものすごく慌ててこの原稿をアップロードしています(汗)


ちなみに、既にリリースされているドブロクメンバー版はもちろん、ドブロクを愛する色々な人々がナレーションで登場してきたと思いますので、是非ドブロクやメンバーをフォローして、誰が出て来たのかを振り返って楽しんでみましょう


また、彼らは物理版の発売日に渋谷CLUB QUATTROででっかい3マンライブを控えておりますので、関東の方は特にそちらもチェックして足を運んでくださいね


ドブロク   >> 公式WEB >> 公式X >> 公式Instagram

vo,gt/長瀬寛司 X

bs/ダッハーラ X

ds/佐々木タカヒト X


注2)これを読んだギガディランから「エアレビューは(『パッチワーク_式』じゃなくて)『+birdless』だよ」と突っ込まれました、、、(大汗)当時のクラファンの走り的なものの「エア」感に引っ張られて記憶を捏造していたようです、ごめんなさい (´>؂∂`)テヘペロ☆


TOKIROCK

私たちは、音楽が出来たら録音したり、しなかったりして、それを携えて、旅に出る

 

各地のイヴェンター、ライヴハウスやカフェのスタッフ、アーティスト達、その他諸々面白い場を作ろうとしている人々、そんな方々に呼ばれては、旅に出る 


長らく自分たちで何か事を起こすことから離れて、そのような優しい流れの中で泳がせてもらっていたのですが、今回きっかけをもらって自分たちで本当に久しぶりに主催したイヴェント「Mederu vol.0」


車でしか来られない山の中で、予約不要だから一体何人来るのか全くわからない 

それでも「行くよー」と言ってくれた人たちの言葉に励まされながらも、知らず知らずのうちに勝手に心の中でアップアップしていたみたい 


蓋を開けてみたら、移住してからの2年10ヶ月で繋がった人たちと、その人たちそれぞれがさらに繋がっている人たちとの軽やかなようでいて確かな信頼がベースの絆の大きなハンモックが、たまたま一度通りすがりに言葉を交わしただけの方まで含めていつのまにか大きな大きなセーフティネットへと編み上げられていて、そこにふんわりと着地させてもらっていたようで 


泣いているのは私だけで、みんな笑っていました 

それをみて私はまた暖かい涙を流しました 



Mederu vol.0 は、開催場所のcafe shackとそこに携わる方々の存在なしにはありえなかったものです 


快く出演してくれたアーティストたち

Abby Fukunosky 

Gloria

mountain mountains

Shotaro Miyamoto


当日あの場に足を運んでくれた皆さんが美味しいご飯と私たちが愛してやまないアーティストたちの音楽を、それぞれのスタイルで自由に分かち合ってくれました 


我が村串原には山のハム工房ゴーバルと東京のバンド、ドブロクが共催する「秘境にて」という音楽フェスティバルや、サトノエキカフェが主催する「土間音」という音楽とマルシェが融合したお祝いの催しなど、回を重ねているイヴェントがあって、彼らは私たちから見ると、こともなげに、笑顔で、イヴェントを作り上げては毎年のようにみんなを楽しませて村を盛り上げていてくれて、そんな私たちが見上げている猛者達が遠く先を大きな背中で走ってくれています 


彼らから溢れて漏れてくるエネルギーの一旦に、一緒に携わる形で触れることでさらに深くそれが心に染み渡ったといいましょうか、さらに前述の大きな大きな、そして丈夫なハンモックに背中から倒れ込んだ時のあまりの安心感への喜びが爆発してしまった、拙くも言葉にするとそんな心持ちです 


来てくださった方に「『vol.0』」ってことはvol.1、2と続いて行くんでしょ❓楽しみにしてるよ」と言ってもらったりして、それは素直に嬉しかったです 


頻繁にやれるようなことではないですが、また何か機会があればその時はこれを読んでくださっているあなたとも一緒に何かを分かち合えれば幸いです 

埼玉から出演してくれたMOTHERCOATの元メンバーで音楽を描き絵を歌うアビー・フクノスキー 

彼の描いた絵はcafe shackのレジ後ろ、前述ドブロクのボーカル、寛司くんの絵と並んで飾ってあります 

地元串原から出演してくれたグロリア

彼の最新音源「私たちのブルース」は私たちのBONJIN_RECORDS のスタジオで録音・ミックス・マスタリングされて好評配信中 

当日も素晴らしいセットリストに舌を巻くばかり

地元串原から我らがmountain mountains 

彼らの最新音源「月とスッポン」もBONJIN_RECORDSから好評配信中 

私の心のツボにたまに刺さり過ぎて涙が流れ過ぎて困ることがあるのでちょっと気を付けてるくらいですが、昨日はまたやられちゃったな

大阪から盟友nayutaのギター・ボーカル、宮本章太郎のソロ最新アルバム「RAINBOW」のリリースツアー岐阜編ということで私たちが今回のイヴェントでサポートしたのがそもそものMederuのはじまり 

これからも各地でツアーが続くので、あなたの街に現れたら聴きに行って確かめてください

この日はMOTHERCOATの元メンバーのジュンペイにPAをしに来てもらいました 

今もこうして元メンバーたちと楽しく関われていること、とても嬉しく思っています

会場は知っている顔も、はじめましての顔も混じって終始暖かい雰囲気に包まれていました

外にも音が程よく漏れ出ていて、太陽の光を浴びながら心地よい音量でライヴを楽しむ人々も

オープニングアクトが終わって後は楽しむだけのほろ酔いギガディラン

胸いっぱいの顔しているね

MOTHERCOATファミリーの悪ガキたち

会場の音作りや機材のセッティングなんかも、みんながいてくれるので楽しく徹底的にやれました


アビーフクノスキーが当日短い時間の中で描いて作ってくれたドネーションボックス 

来てくださったみなさんのお気持ちを、おかげさまでアーティストの皆さんに還元して分かち合うことが出来ました


Mederuを共に分かち合ってくださった皆さま、そしてイヴェントに来られないまでも気持ちを向けてくださった方々へ心からの感謝を


TOKIROCK

同じ村の友達mountain mountainsの新作をBONJIN_RECORDSから リリースしました!! 

「月とスッポン」ー EP
1. 月光節
2. 幸せな人
3. 待芽草
4. 安里屋ゆんた_野良詩





僕らなりの各曲エピソードをつらつらと。

 
4. 安里屋ゆんた_野良詩 実のところ録音したのはだいぶ前でそこから僕がだいぶのらりくらり ミックスしてて昨年夏に発売しようと思ったら、沖縄民謡 ”安里屋ゆんた” のカバーに際して歌詞の著作権がまだ切れてなかったことで、遼君に オリジナルの歌詞を書いてもらって再録しました。

結果、2人のその時(今も)最も気にかけてる思いが詞となったので、
僕らにとっての安里屋ゆんたは愛猫の帰りを待つ歌に。

1. 月光節 あーちゃんのアカペラから始まる”月光節”。
彼女の声の素晴らしさを語ると長くなるので割愛しますが、 是非ヘッドホンで聴いてみてください。 みんなあーちゃんのこと好きになります。 (あと最後の「あっよいしょ」は絶品)

2. 幸せな人 この曲は2人が自分達に向けて歌ってる気がします。 信じた道を進みなさい。
だね。

3. 待芽草 遼君の歌のテイクがすごい良くて、僕は報われない何かを抱えてる人たちの代弁のように この曲は感じてて、遼君の少し投げやりでけだるい歌い方(本人は意図的にやってない)が 諦めきれないけど、もうくたびれてしまった人たちの疲れ切った心の声のよう。
あとこの曲は録音中、庭の鳥のさえずりが入っちゃたんだけどそれもそのまま収録しました。

遼君、あーちゃんの2人の暮らしは僕らからするととてもパワフルでやりたいことを 全部やりながらカタチにしていってて(もちろんやってる本人達の中では色々悩んだり迷ったりもあるとは思うが、、、)、2人に触れると圧倒されながらも感化されてる自分もいたりしてこんな近くに良き友達が出来てしあわせだなあとよくトキロックと言い合ったりしてます。 


あれこれ書きましたが素朴で身近で等身大の2人の音楽、 一聴して貰えるとこれ幸い。


GD

2024年の振り返りも2025年の所信表明もなく、ぬるっとブログ事始め


とはいえ


謹賀新年🎍

旧年中大変お世話になった多くの方々に改めて感謝を

そして本年もMOTHERCOATを何卒よろしくお願いします🙇


家族と呼ぶには曖昧すぎる関係性を保ったまま、ゆっくりと信頼関係を紡ぎ続けているのかいないのか、一向に警戒心を解かないでご飯だけ食べに来る白猫「アイマイ」


そこに昨年末、彗星のように我が家に飛び込んでくることになった、生まれた時から飼い猫歴推定8年のめちゃめちゃ誰にでも懐くことのできる白猫「ラッキー」

そんな対照的な二匹の白猫と共に我々は今年も音楽のようなものを続けていきたいと思います


所信というほどのものはないですが、今年はMOTHERCOAT的にある種の周年記念となる年ですのでまだ発表は少し先になりますが、1年間をゆっくり味わいながらも駆け抜けたいと思っております


バンド活動を凍結していた頃から今に至るまで、もうあんまり気合いを入れた何かをしたり、自分達から何か動いたり、そういうことはできないかなぁとほんのり思い続けておりましたが、流れというものはどうしてもあるもので、それに乗っかってドンブラコドンブラコしていくことになりそうです


ただ、ちょっと頑張り過ぎると、めちゃくちゃ張り詰めていた頃のキリキリしていた自分が未だに顔を出してきて「はぁ〜っ」ってため息を吐きたくなってしまうので、そういうことも含めて自分の状態に常に注意を払いながらゆっくりペースを崩さないように進んでいきたいとも思っています


というわけで、色々と皆さんにお知らせしていくことがあるかと思いますので気にしていただけると我々も気にしていただいたことに気づいて気にすることができるので嬉しく思います‼️


今年は初月からライヴが立て続けに2本ありまして、皆さんと新年の挨拶を交わし合う機会となればこれ幸いなので、ご都合がつきますればどうかお運びいただき祝杯を一緒にあげられたらと思います


2025年1月25日(土) @京都 PUB VOXhall 

OPPAI CATS / 余類 / MOTHERCOAT


2025年1月26日(日) @大阪 南堀江 SOCORE FACTORY 

OPPAI CATS / ONI / nayuta / MOTHERCOAT


ご予約は公式インスタアカウントもしくは公式Xアカウントへのメッセージでお気軽にどうぞ❗️


それと、先月クリスマスにリリースした新曲「HAWKING」、まだお聴きになっておられない方は是非とも聴いてくだされ〜

サブスクで視聴

bandcampで無料視聴


TOKIROCK


昨晩、ライヴ納めとして7年振りに名古屋CLUB ROCK’N’ROLL(以下ロック) に出演させてもらい、全くタイムラグを感じないあの時のままのロック店内およびPA井藤さんの風貌と、鋭さがまろやかさに円熟していた店長ホンダさんと相対して、感慨よりも普通な感じに非常にグッときてました🥹 


実は前日の29日に、長年の音楽仲間であるshort film no.9のシゲヤとマリコさんが何やら別バンド “HOSHINOKU’S” で出演すると小耳に挟んだので遊びに行ったのですが、これまた盟友foltも出演しており、何だか5年とか10年振りにロック出ました〜みたいなMC聞いてたり、彼らの今の音を聴いたりして非常に嬉し楽しい気分になっていたので2日連続のロックまみれは老骨に鞭打って名古屋まで2往復した甲斐があったというものでした😊

写真はfoltのドラマー竜馬 

最初はロックの長袖Tシャツを着ていたんだけど、気がついたら脱いでて何と京都GrowlyのTシャツを着ているという、、、なんかドラマーってこういうところありますよね🥹 ドラマチックなのよね

大きなROCK'N'ROLLの文字を背にしたGROWLY、なんか、GROWLYも面々に「いつまでも転がっていけよ」ってエールを贈っているようにも見えて、そんなわたしも大概ストーリーが好きですよね☺️

29日ロックに行く前にその前日のゴーバルクリスマス会での忘れ物を取りに伺ったら、今度はそこで餅つき大会をしているということで、急遽餅つきに飛び入りさせてもらう幸運に与りました✨ 


餅つき大会なんて幼稚園ぶりで、私トキロックも屁っ放り腰でスロー再生ばりの速度で突かせてもらいましたが、中々いい音で突くのは大変難しい❗️ 

納豆、大根おろし、きな粉、雑煮、お汁粉に加えて胡桃(山形の食べ方らしいです)とか初めての食べ方も味合わせてもらい、最後まで今年もお世話になりっぱなし、感謝感謝のゴーバルさまさまでした🫶 


なんか急に餅つきなんて30日のイヴェント「mochi」へ繋がるフリって感じもあって人生って映画だよなとひとりごちる 


そして昨晩はワッペリン企画 mochi に出演させてもらい、初めましてのパン・パロール、ソロではお初の藤山 拓さん、我々、そして最後はワッペリンと終始楽しいなぁ、素晴らしいなぁしかない1日でした✌️ 


写真はワッペリン、何処を切っても絵になる彼らが世界を席巻する日も近いなぁというライヴを見せてもらいました🙏

ちなみにフロアライヴだったおかげで、ロックンロールの壁の絵がこんなによく見えてて、絵とワッペリンのシンクロっぷりも素晴らしかったのですが、この絵を書いているのが以前インスタ投稿したアーティストのHanacoさんなんですね


何かと繋がっていきますよね、人生は


さて藤山さんもパン・パロールもそれぞれの表現を見せつけてくれて、自分達を含め表現としてはまぁまぁ違うのだけれど、どこか音楽的に血縁関係にあるなぁって感じがする4組だったように思いました🪢

一筋縄でいかない感じとか、、、かな、言語化するとすれば🤔


昨日の今年ラストの自分達のライヴで書き留めておきたいことは2点

先日リリースしたばっかりのシングル”HAWKING”で私、久しぶりに歌詞を飛ばしてまったのですが、昨日飛ばした部分の歌詞は昨日のあの場では伝える必要なかった言葉だったんだとストンと腹落ちしました

あの場にいた方は、音源聴いてもらったら納得してもらえるかもなんで良かったら聴いてください〜

ニューシングル HAWKING


最後の曲 “scene”では、最後の私の声に出来ればディレイをかけてもらいたいのだけれど、普段は手元のエフェクターに繋いで自分達で手動でかけることもあるのですが、色々複雑になるので現地で様子を見て余裕があればその日のPAさんにお願いする感じで普段はやってます

なんだけど、この日はロックでの初めてのフロアライヴにも関わらずリハが思いの外順調だったもんで、このことをPA井藤さんにお願いするのすっかり忘れてたんですね

そして本番で、あれ❓このままいったら私の声のディレイなしでこの曲終わってしまうなぁというのが残念だという気持ちが溢れてしまい、ブレイク後に私のオペレーションで大サビに入る流れだったので、その直前にマイクで井藤さんにとっさに業務連絡しました


そこから大サビにバーン‼️と入って数秒後の私の歌に「かけたったで‼️」という井藤さんの声が聞こえてきたかのようなディレイの100%に近いぐらいのレベルと、いきなりでもほぼジャストの1回目より2回目でさらにぴったりなったように聴こえたテンポとで、多幸感が溢れ過ぎて、あぁ、ロックンロールのステージっていうかフロアに帰ってこれて良かったなぁという今年の締めとして最高のライヴが出来たかと思います🙏


これを肴に井藤さんと朝まで安価村、いや杏花村で飲もうと待ち構えていたのですが現れず、良い心残りが出来たので来年もロックに出演させてもらいたいなと思いました☺️

こちら今日ヨロヨロと起き出して縫った雑巾

「泥棒を捕らえて縄を綯う」に代えてこれからは「大晦日に雑巾を縫う」をことわざにしてはどうだろうか、、、 


という訳で膝の上で眠るラッキーと、その奥に今朝は朝からわが村の宮係の大晦日のお勤めで疲れ果てて眠るギガディランのいる炬燵からの中継は以上です 


何とかラッキーをどけて小掃除に入れるだろうか、、、🧹


TOKIROCK

今年も誘ってくださる方々、場所を提供してくださる方々、観に来ていただける方々、多くの方々のお力添えを頂き色々な場所でライヴを行えたこと、心を通わせる事が出来たこと、感謝申し上げます🙇‍♀️ 


出会った先々での再会や新しい出会いやそこでの交流から、いつでも多くのものを皆さんから与えていただいておりますが、今年最後に名古屋は新栄CLUB ROCK’N’ROLLにてライヴに出演させて頂きます😌


今回声を掛けてくれた名古屋の至宝ワッペリンによる素晴らしい企画であり、共演者も豪華で楽しい夜になる事は間違いないのですが、実は新栄CLUB ROCK’N’ROLLに出演するのはMOTHERCOATとしては活動凍結前最後のライヴであり、7年前の2017年12月以来であります🕰🏹 


しかもそのライヴは、私トキロックの病状が非常に良くない時で入院中であったため、トキロック抜きのベースレスでの演奏となり、PAの伊藤さんが一生懸命低音域を上げてくれたという逸話を後から聞いております🥹

写真はその時のステージの様子で、私の立ち位置に出演しないにも関わらずマイクスタンドやベースがセッティングしてあったこと、今になって知りました

そこからしばらくは全く動けず、音楽も聴くことが出来ず、ひっそりと息を潜めて暮らしていた所から数年かけて緩やかに緩やかに曲を作ったりすることをしたり、そこから最初は引っ張り出される形で今の形でライヴをするようになり、徐々に息を吹き返して今に至った訳ですが、その間CLUB ROCK’N’ROLLにこちらからご挨拶に伺うことも出来ないまま時が流れていたので、今回ワッペリンのおかげでこのような素晴らしい再会の機会を頂き只々有り難いばかりです🙏


そんなわけで今年どころかこの7年間ぶりの集大成をCLUB ROCK’N’ROLLでのライヴに丁寧に丁寧にぶっつけて受け止めて頂こうと思いますので、どうか皆さま年末のお忙しい時期ではございますが何とか都合をつけて足をお運び頂ければ嬉しく思います🙇‍♀️


ご予約は公式インスタ公式Xへのメッセージでお気軽にどうぞ🎫


写真は今回のイヴェントのフライヤ❗️ 


2024.12.30(月) 新栄CLUB ROCK'N'ROLL 

ワッペリン presents -mochi- 


ワッペリン

MOTHERCOAT (20:50〜) 

藤山拓

パン・パロール 


開場 19:00 / 開演 19:30

前売 2400円 / 当日 2900円(D代別途600円必要)


TOKIROCK

新譜「HAWKING」をリリースしました!



みなさんが今日このクリスマスの日を暖かくして迎えておられることを祈念しております。

そんな私たちからみなさんへ向けてささやかなクリスマスプレゼントとして
新曲を聴いていただけたら嬉しく思います🎅🤶 

各サブスクリプションのサービスでもお聴き頂けますし、bandcampという音楽配信サイトでは無料でお聴き頂けます。

気に入ったら、SNSで拡散したり音楽好きなお友達に紹介してもらえたらとても有り難いので宜しくお願いします!!! 

来年こそはアルバムリリースも控えておりますので、今後とも私たちの音楽を一緒にライヴに加えて音源でも楽しんで頂けたら幸いです。

みなさんに愛情込めてMerry Christmas✌️ 





もう一昨晩になるけれど、吹田SAにて事切れてのち朝9時頃、神戸から無事家に帰ってきました私たち


余り寝ていないにも関わらず、服も着替えずにそのまま掃除機がけをして更に出かけるなど、普段パワー無さ過ぎて「情けない」「不甲斐ない」「うだつが上がらない」が口グセの我々がここまで動けている理由である最高だった祭、12/7「全消灯祭」 


 出演に向けて神戸に向かう愛車ミラ・ジーノの中で急にビビっと閃きました


  「あっ!灯を全て消すと見えるのは無数の星の瞬き!」 


そうだったのか!こうしてトキロックの全消灯祭マイストーリーが幕を開けました 


到着して見始められたのは初めましてのShomさん 

音楽が音を楽しむと書くことを思い出させてくれるようなライヴで、瞬いてるなぁやはりにやりとマイストーリーが加速 

ちなみに来年2/22にD×Q神戸でレコ発されるようでSOMAOTAくんのDUCK HOUSEも一緒みたいなので要チェックです 


BLUE PORTからD&Qへと場所を移してこれまた初めましてのResonanceさん 

え、、、 

human beatboxって作りたいビートを自由自在に歌えちゃうんだからつまり最強ってことじゃないの、、、?との思いを抱きましたね 

特にベース音担当の方から目が離せなかった  そうして瞬きがさらに激しくなる 


そしてワッペリン、十分に非日常なステージ衣装より普段着の方がガンギマリしてる人たちあんまりいないんですよ、、、

私たちは彼らを極道と思ってます(本来の意味の方で) 

それはともかくどうしてもまずビジュアルに目を持っていかれがちなフロントのフウジンちゃんとヒロシくんなんだけど、あと若干違った意味で持っていかれるkeyのイトマ君もひとまず置いといて、ベースのコツコツ君とギターのカミサマ、普通の格好なんだけど一つも見劣りしてない 

バックバンドやヘルプ感が皆無 

 見るほどに凄いバンドだなぁと、バンドってやっぱいいよなぁとバンドの素晴らしさ再確認 

もう眩しいほどの瞬き 


写真はワッペリンのフウジンちゃんと私たち

イヴェント楽し過ぎてトリップしたそうで実際に浮世から消えかかっていますね  

まだまだフウジンちゃんには浮世を撹乱して欲しいので消えるのはこらえてくださいね 


ここまで暴走していた私の全消灯祭マイストーリー 


しかし続く2つのバンドTHE BERSERKERSFAKE DUB BANDを見る事でマイストーリーに違和感の歪みが生まれる 


それはまるで映画『バニラスカイ』の悪夢のバグのように


それは、どちらのバンドも明暗全く違う表現ではあるが「闇」を正面から見据えていたからなのであった 


お陰様で自分達の出番の前に気づくことができました


全消灯祭とは、一度全部の灯を完全に消して真の闇の中に自分を置くことで、否応なく心から光を求めざるを得なくなるってことなんだと 


人生は真っ暗闇でこの世は地獄だってことをもう嫌っていうほど一次二次に寄らず何らかの形で経験しないことには、人が本当の意味でそこから抜け出したい、こんなのは絶対におかしいと思うことは中々できない


というのも、薄暗さや薄明かりを弄んでいつまでもそこに佇んでしまうんですね


かくいう私もそういう遊びを止めようとしては気がついたらいつの間にか遊び始めている自分に気がついてやばいやばいとおののくっていうのをまだまだやってる最中なんですけどね


そんな話をどうしてもしておきたくて私たちMOTHERCOATのライヴはそんな全消灯祭ストーリー語りから始まってしまったけれど、元々30分の持ち時間のうち23分ぐらいしか曲やらない予定だったからギガディランも好きに話せて、観てくれてたお客さん達も皆さん暖かくてグルーヴィで最高でお陰様で凄く楽しくやらせてもらいました 

ちなみに出番が私たちの直前で自分達のリハ時間と丸かぶりの喃語と、あと私たちの神戸到着前に演奏された椎野尊之さん、コロコロボンボンズさん、クオーツ星さんは観ることができなかったのが良い意味で悔いとなりましたのでどこかで拝見するのが楽しみです


私たちの後は初めましてのカラコルムの山々さん 

彼らの年代の人たち(全然知らないんですが二十代前半くらいに見えました)がどういう時を経てこういう表現になるのかねぇとそれはもう嬉しい驚きでしかなかったです

物販で小演説してる感じとか、何故かふと小箱で一緒にやってた頃の凛として時雨を思い出しました


写真はザ・シックスブリッツのvo.西島さん  

Tシャツの柄にもストーリーの大きな流れを感じつつ 

初見でしかも私が病気だった時はギターの音が全く受け付けられなかった時期も長かったのですが、この日のジャムっぽい長いアウトロとか不思議とずーっと聴いてられたし、詩の朗読の内容や歌っている時の歌詞に聴き入ってしまったし、最後の方は主催の一畳レコード言水(ごんすい)さんとあれはズルいと言い合いながらギガディランは目から大量の汗かいてました 


写真は弱虫倶楽部 

 vo.gtのアジくんはThe Flickersの時からの音楽仲間で深谷時代も家に遊びに来てくれてたり仲良くしてくれてます 

当時から彼の音楽性には一貫した初期衝動の輝かしさがあると思っていたけれど、幾年月を経てもその千切れるほどの純度を保ったままに経た年月の分、違った道を見せてくれていることに大変な勇気をもらいました 


写真は藤山 拓バンド 

こちらも初めましてでしたが一聴して素晴らしい声と歌に、トリ前に一旦耳に清涼剤で一服させたいのかなと瞬間的に浅はかなことを思いましたが、僻耳でした 

 藤山さんとは今月ソロ形態でご一緒する事が決まっているので今後の詳細発表を楽しみにお待ちください 


写真はいよいよオオトリを務めてきっちり全消灯祭の灯を落とした後にアンコールでまた炎を灯してくれたVANQULLWAR'S 

立川dancingでご一緒してから今回出演の運びとなり、今回バンド編成を観るのめちゃくちゃ楽しみにしていました 


冒頭から「二元論」の行く末だったか成れの果てだったか、いきなり本質を突くキーワードが飛び出したのでクワッと眼をかっぴらいて集中して聴きました 


彼らとしての「全消灯祭」のナラティブはMCの中で「一度死んで、そこからまた火を着ける」というような感じでサクッと触れられ具体的なことは何も語られなかったのですが、私の築き上げたストーリーの結末として大変に美しいものでした 


そこから歌い出されたアンコールの『燃えろよ燃えろ』で始まる曲 

 

もう、素晴らしいとしか言いようがないですね 

そんで、1番聴いてみたかった「光の国から」という曲やらなかった辺りも素敵な余韻ですね 

 

極め付けにイヴェント翌日12/8が言水さんの誕生日って、、 


私、落ち着け 

みかんは甘いんじゃない、甘じょっぱいんだ 


もう、長くなり過ぎて何言ってるか自分でもわかんなくなってきましたが、とにかくVANQULLWAR'Sチェックして新譜も発表されていますので聴いてください 

2nd mini album 「穢キスパート

とはいえやはり是非ライヴでの体感をおすすめします 


 あー全バンド素晴らしくて楽しかった‼️ 


お出会いしてくださったお客さん、素晴らしい共演者の皆さん、そしてこんなに凄まじいイヴェントの一つのパーツとして私たちを誘ってくれた言水さん、本当にありがとうございました‼️ 

全消灯祭を終えて最後に神戸でもっこすをすすって家に帰るの巻  


▲ 以降のライヴスケジュール ▽ 

◽︎12/22(日)大阪Hard Rain 

◽︎12/23(月)京都Growly 

◽︎12/30(月)名古屋ROCK'N'ROLL 

◽︎1/25(土)京都nano 

◽︎1/26(日)大阪 SOCORE FACTORY


TOKIROCK

過ごしやすい季節になった。

涼しくなったらやろうと夏に口走ったことをやるわけでもなく
のらりくらりと時間と一緒に流れている。

人と会うともう少し人間らしく生きれればと思うし、
猫を見てたらもう少し動物らしく生きれればと思う。
何かあれば動くし何もなければ動かない。
ただ、未だに何もしてないと、こんなことでいいのだろうか?という気持ちになったりもするので、ぼぉーと眺めた先に思いついたことを突発的に始めたりして、何でこんなことやってんだろ?と思いながらも何かしらカタチになったりすることはどことなく健康的である気がしている。 

庭にちょっとした炊事場をと沢水を引き始めたら、こうなった。

成功もなければ失敗もない世界。それを目指していたわけではないが、

心地良さに流された先に現れたのはそういう世界であった。 


村の太鼓祭り(神事)に昨年から参加している。 
9月の終わりから週に2日、練習という名の飲み会があり、出来る限り参加した。

今年は地区の宮係に任命されたので準備から手伝っているのだが、案外、皆さん適当で、何かと丁寧にやろうとすると「もっと適当でええ」と言われたり、誰も仕切る人がおらず段取りもあってないような感じでざっくり物事が進んでいくので助かっている。

打囃子は地区ごとに違い、土曜日はその地区でその地区の打囃子を、日曜日は中山神社に6地区が大集合し異なる打囃子を同時に叩くので、まさにカオスである。合間に廻り打ちという全地区同じ囃子で打つ曲が祭元きっかけで急に始まり皆で6個(今年は豊田からも参加があったので7個)の太鼓を廻り打つ。 昨年は打囃子を全然覚えれず、しどろもどろだったけど、今年は雰囲気やらノリがなんとなくわかってきた分、楽しくやれたが、とにかく2日間、お酒を飲むというか飲まされるので 終わったあとはクタフラになる。これでみんな月曜から仕事行くのかと思うとそのタフさに 圧倒されている。

僕らが叩いてる様子はインスタグラムで。


祭りが終わって、体は疲れているが、ちょっとした興奮状態が残っており変な感じの今週、
思い立って我が家の断捨離祭りを開催。
増えてく一方のTシャツ、 トキロックが編んだ色々、 人から頂いたあれこれ。
着るものは限界まで着るし、着ないものはしまったまままったく着なくなる。
それでもその服たちのことは覚えてて バンドTはずっと捨てれなかったけど 思い切ってバイバイ。

あとは前の家から持ってきてまだダンボールにいれっぱなしものたちを何とかしなければ、、、。


GIGADYLAN



こんな時に東京まで行くことないじゃない という気象の中。
どうしても食べたいカリーがあったもので車を走らせた。

途中まで何事もないかのような空。
山梨に入った辺りから変わりはじめ空の色、高速は通行止めに。

一般道を駆使しながらもなんだかんだ9時間、友達のお店、西荻窪シューベルに到着。

ドアを開けたら、もうすでにフクノスケが来ていて、しばらくするとジュンペイが彼女と現れ、
最後にソウが現れる。シューベルが「なんなのこの今日の集まり?」と笑いながら言う。

今となってはどこを切り取っても笑い話。



GIGADYLAN