BLOG

さっきのことである。
梅酒を入れてた瓶がパーンと破裂した。
飛び散った梅酒を拭き取るのはなかなかに骨の折れる作業のように見えた。

僕もトキボンもすっかり寝巻きで床に就きかけていたことも相まって気乗りはしなかったが
気降りするわけにもいかず、片付け始めたら見積もりを大幅にオーバーする大掃除となった。

僕らは起きないと気をつけれないことに囲まれて暮らしている。
気をつけていても起きてしまうことにも囲まれて暮らしている。

どうしたって時折、面倒なことは起きる。

それでいいじゃないか、と夜中に思う。


GIGADYLAN




朝、起きて昨日のことを思い出す。
「楽しかったなあ みんな凄いなあ」 がすっかり我が家の口癖。

今日は何ができるだろう。今日は誰と会えるだろう。

何とか珈琲を淹れて、ふわふわの頭に投げかける。


僕らの暮らしは自由気ままとも言えるし、不規則とも言える。

昭和の親の教えが身についてしまったのか、人に迷惑はできる限りかけたくない
という観念のようなものは残っていて、人との約束や用事の為なら重い腰も持ち上がる。

トキボンのことは長く一緒に居てもわかってるようでよくわからない人だ。
と同時に自分のこともよくわからないというのが本音である。

我があるようで我はなくある種の不可抗力的な力で動いているとも言えなくもない。
そして不可抗力が働かない限りは二人ともずっと寝れる人である。

今の暮らしを率直に言って気に入っている。
鎧のように纏ってきた捉われや拘りを失った分だけ、もうすでに在ったものに気づけた。
先のことはわからない、ただいま、僕(ら)はそのようにあれてる 気がしている。

ここにいると世界は平和だなあと思う。情報だけがそれを否定する。

自分の中にも全てある。暴力性も卑猥さも虚言欲も見栄も嫉妬も、、、、、あるあるある。
人間の作りがそうなってるとしか言いようがないくらいに全部ある。

自分はただ、それらを発揮する環境にいないだけ、
発揮してしまいそうな環境に身を置いていないだけ

ここも現実。あそこも現実。

闘う君の歌を 戦わない僕は笑えない。
ファイト! 

応援はする、がそこに僕はいない。


GIGADYLAN




今年も田んぼに獣対策で柵を作っている。

まだ完成していないし、完成があるかもわかっていない。

あらゆるその辺にある混み合ってる木を切っては組み合わせ、切っては組み合わせ。
やがて目的を忘れ、時間を忘れ、不揃いな木たちの交わりが可笑しく楽しく。

獣たちも目的を忘れ、何だこれ?と立ち止まってくれれば。


GIGADYLAN

庭先の土をこそいで篩に掛け土と砂利と草に別けることをしている。

日が暮れて視界が不安定になり、夕飯の香りが漂ってくる。
そろそろ止めようかと思いながらも止められず、

やがてトキボンが「もうすぐご飯だよ」と呼びに来る。

自分は庭先の土をこそいで篩に掛け土と砂利と草に別けることをずっと出来る人間

なんだなと風呂に入りながら思う。


人間(自分)は別けないと、この世を認識できないのかもしれない。
もしくは別けることで必死にこの世を認識しようとしてるだけかもしれない。


GIGADYLAN

2025年5月17日(土)京都 Live House nano 

トキロック誕生50周年祝賀自主企画「5Oat (ゴート)」

前回前々回のブログにて、この自主企画の振り返りをしてますので内容についてはそちらをご覧いただくとして、前回のブログで書き切れなかったトキロックの改名の変について今日は述べようと思います🖋


なんか、6月は4日の東京ライヴの後は一本もライヴを入れずにオフとしてのんびり過ごすつもりが、結構何かとやる事があったり、旅行に出かけても人と会う予定を詰め詰めにしたり、楽しいけれどずっと精神が高揚しっぱなしだった反動なのか、6月最終週ぐらいから何だか何もしたくなくなって体が動かなくなっていました


6月といえば梅仕事🍑 いい匂いに囲まれてニコニコのはずのこの手仕事も追われている感がまさってしまって、何とかかんとかやり遂げましたが(梅干を干すのはこれから)それも疲れを後押ししてしまったよう、、、


何を言いたいかといえば、ギガディランの発言からトキロックが改名して爆発して元気いっぱいという印象があったかもしれないのですが、それは本当に間違いではなかったのですが、今も相変わらず寄せては返す元気の波の中で泳ぎながら、いつの間にか結構な沖まで出てきてしまってうわぁってなって流木につかまって浅瀬に戻ってくるようなことを繰り返したりもしてるんだよってことなのかな


ただ、昔よりも渦潮に巻き込まれて海の底まで行ってしまうようなことはほとんどなく、あ、沖に出ちゃってるなぁって気がついて徐々に浅瀬に戻るように調整(動けなくなる)するまでの時間と調整にかかる時間とかが短くなっているのが成長ってやつなんだなと思っています


さて、今日この文章を書いてしまおうと思い立ったのにはきっかけがありまして、そういえば今朝、いくつも石が割れる夢をみたんですね🪨 あ、じゃあ今日書いちゃうかってさっき思いました💡


気がついたら最初はギガディランから「トキロック」と呼ばれて多分20年以上経っていると思いますが、何せ「トキロック」というのは自分でつけた名前ではありません 

しかしながらそれが定着していたし何の違和感もなかったために幾星霜


なんか、50歳を境に自分でつけた名前で自分を呼ぼうかなって思ったんです


私の中にある「ロック」という言葉の定義というかイメージの中には、いくばくかは「反体制」という精神があったように思います

50〜70年代にかけてロックが反抗精神やカウンターカルチャーの象徴とされていた時代の若者であった私の親たち世代から影響を受けていたせいかもしれませんが、現代では音楽ジャンルとして定着しているロックという言葉ですから特に言葉にそういう意味合いを感じる人はだいぶ少なくなっているのかな?


5Oat(ゴート)と題した誕生50周年を迎え、病気を通して徐々に自己を内観する視点を明確に得ることになるにつれ、この「反体制」の「反」という部分が「体制」を前提としてしまっていることに対する窮屈感といいますか、二元性や陰陽によってたつこの世界の成り立ちから距離をおきたいという気持ちが強くなりました


かといって今、山間部に住んでいるからといって世間から隔絶されているわけでもなく、オフグリッドや自給自足を100%実現しているわけでも到底なく、あくまで心の持ちようとしてのお話です


また「ロック(rock)」は「岩」でもありますので、その固さを手放したかったり、「ロック(lock)」の錠前を外してしまいたかったり


もちろんこれは最初に書いたように、私の中にある言葉への意味付けや受け取り方なだけであって、時代によっても人によっても言葉に付与する意味やその解釈は結構違ったりするものであるし、ただ今の自分に違和感があるだけで10年後に自分がどう感じているかなんてわかったもんではありませんということは大事なことなので言っておきます


で、ロックを外して今度は何をくっつけようということなのですが、なんかその時に「天才バカボン」っていう言葉がパーンと降ってきて、「あっ、そうだ、天才トキボンでいこう」と思ったんですよね


これでいいのだ


これは天才バカボンではなくバカボンのパパの決めゼリフですけどね


改名するからには語感だったり、意味が自分の中で前述のような思いと矛盾しないことだったりができれば気持ちよくいけばいいなということだったのですが、「ボン」は私たちの自主レーベル「BONJIN_RECORDS」の「凡人」の「凡」でもあるし、「凡」に三水つけたら「汎」になるし、「盆」はある意味この世界とあの世の境界が近くなるようなことでもあるし、「梵」はブラフマンでもあるし、「坊」は言わずもがな「僧」であり「子供」でもある


2002年に旗揚げしたmothercoatは2004年には「天才辞退」という自主企画をシリーズでやっていたんですが、旗揚げ当初に辞退していた天才をもう一回持ってくるのもなんか悪くないなと思ったり


そんなこんなで語感もいいなと思ったので「トキボン」と名乗るに至りました


これまで「トキロック」と呼んでくれていた方々がほとんどという感じになっていたのですが、今後はそういうわけでどうぞ「トキボン」と呼んで親しんでいただけたら幸いです


よろしくどうぞ❗️


トキボン


2025年5月17日(土)京都 Live House nano

トキロック誕生50周年祝賀自主企画「5Oat (ゴート)」

69名でSOLD OUTとし、なんだかんだで75名のお客様と京都nanoオーナーまーこさん店長モグラさんステージみきてぃ、MOTHERCOATスタッフつまこ、Drums イリマジリジュン、Guitar ニノミヤソウ、Guitar アビーフクノスキー、PA スギハラジュンペイ、ギガディラン、トキロックの総勢85名でお祝いする事ができました❗️


ギガディラン目線での当日の振り返りは前回のブログにてお読みになれますのでそちらも是非😇

そのブログの方で当日のセットリストが掲載されているのですが、アンコールの一番最後に書いてある「なのにやぎ」というのは、当日私が京都に向かう車の中で詠んだ一首なのです🎋

短歌のルールとか勉強してないのでそこらへんは適当ですがご容赦願います🙏

当日は、前回のブログでも書いてあるように、2人セットやバンドセットとは別にギガディラン、トキロックそれぞれのソロで始まりソロで締めくくるのがいいなぁと言っており、実はその日に向けて書いた長〜い詩をポエトリーリーディングの形でお送りしようかと準備していた曲もありました


その曲は別の機会にきっとどこかでお披露目する機会があるとは思うのですが、何せ前回のブログでセットリストを見てもらえればわかるように本編が思ったよりも長くて、2時間半ぐらいの超大河ドラマとなってしまったため、ここからまた長〜いポエトリーリーディングもないもんだと思って、急遽この一首を詠ませていただくことでお開きとしたのでした🏮


タイトルの「なのにやぎ」、「なの」は「nano」、「なのに」は前後対立の接続詞「それなのに」、「やぎ」は「5Oat」、「真砂(まさご)」は「岩(ロック)が砕けた細かい砂」を表し、語源の「まなご(愛子・真名子)」、さらにnanoオーナーのまーこさんの本名「まさこ」と掛けてそれらが降り立った「二条」はnanoのある場所、そこに積もる「塵(ちり)」は微小単位であるnanoを漢数字で表した「塵(じん)」と掛けて「芥(あくた)」は「ごみくずなどつまらないもの」の意味で仏教的な「無」、もしくはわたしたちを含めたそこで演奏する・されるものたちを暗喩、「土龍(もぐら)」はもちろんnano店長「モグラ」さん、モグラは「掘る」もの、その「つまらないもの」を「ほる(放る)」こともできるけど「ほれれば(惚れれば)」、「浅き夢(今まで見ていた浅はかな夢)」が命の証として咲く事ができる、という、わたしたちの愛する京都二条nanoおよびそこで鳴らされる音たちへの心からのラヴレターでありました💌

わたしたちの「5Oat」のはじまりがなぜ京都のLive House nanoからだったのか、駆けつけたかったけれど京都はさすがに遠かったよ、という往年のお客さんや音楽仲間もいらっしゃったと思います😌

わたしたちが活動を凍結していた頃に、まだまだ具合の悪かったわたくしトキロックを連れて自分自身も疲弊からか元気のなかったギガディランが気分転換にnanoの年中行事、年末の大掃除に参加したことがありまして、その時もまーこさんの温かい言葉やモグラさんの普段通りの対応に非常に心が温かくなったこともありました💖

また、これは2018年8月10日のモグラさんのつぶやきですが、深谷で一つ屋根の下で暮らした最後の砦のイリマジリジュンが脱退を表明してから2017年の年末で凍結したmothercoatが家で音楽を聴く事がまったく出来なくなって、トキロックはまだまだ病状が大変に不安定で、ギガディランもバンド活動をやむなく止めた事で失意のどん底にいる時、そんなときにこの呟きを目にしたギガディランが涙してこのスクリーンショットをお守りにしていたというのは、私もずっと後になって聞いた話です😌


加えて、2人体制になってからというもの、なぜか京都と縁が深まりまして、バンド時代には知ることもなかった京都でのいくつもの素晴らしいパーティー(「Nightclubbing3 with 不時奏」 by experience(e)、「dip6」 by Redhair Rosy (ex. the McFaddin)、「来来」by PUB VOXhall gakiなど)や、音楽フェス(「BOROFESTA」、「いつまでも世界は、、、」、「櫓盆」by 吉田寮など)に出演する事ができ、それもこれも2人になってからもわたしたちに変わらず声をかけてくれたモグラさんや、京都で活動を続ける昔からや初めましての音楽仲間たちによって繋がっていった絆であり、2人体制としてはブッキングがかなり京都に偏ることも多くなっていたこともあり、そんなここへ来て縁付いた京都で、モグラさんと一緒にパンパンの京都nanoを体感したいという強い思いが私たちの中に芽吹いていたこと、自主企画しかもワンマンなんて凍結以来10年以上のあまりに久しぶりなことなどもありキャパ的にも自分達が何とか背伸びしてソールドアウトしたいなという目標としても心地よかったことなど、私たちの中では「5Oat」のキックオフとしてごくごく自然な流れで京都Live House nanoでの開催とあいなったのでした👘


これに合わせて、モグラさんがすべてのイヴェントに対してすごい熱量でずっと書き続けている文章があるのですが、一部の出演アーティストの中では心の支えになっているとかいないとか、、、「5Oat」の日のものも、目頭が焼け焦げそうになったので皆さんも是非読んでみてください

今夜のnano MOTHERCOAT presents トキロック誕生50周年祝賀ワンマン『5Oat』


さて、「5Oat」アンコールの上記「なのにやぎ」を詠んだ後に、ギガディランに耳打ちされるまですっかり失念してしまっていたトキロックからトキボンへの改名の理由について書こうと思って書き始めたこのブログ、いつの間にか「5Oat」が「なんでなの(nano)」で開催されたかの理由でここまで来てしまいましたので本日はこれにて、続きはまた今度🪘


トキボン(ex. トキロック)

トキロックがトキボンとなり”5Oat”in京都nano幕を閉じた。


今回感傷に浸ることだけは避けるよう努めてきた僕の目頭が明確に熱くなり2、3粒の涙を拭ったのはモグラさんが終演後 THE BLUE HEARTSの「DUG OUT」をかけた時であった。


トキロックが50歳を迎えるというきっかけの種が思わぬ方向へ実って”5Oat”に。
いろんなところから祝いに来てくれた、気にしてくれた皆さん 心からありがとうございました。

当初、僕は単純にトキロックが発病して10年、よくここまで生かされ生き延び なんとかかんとかやってこれたなということで誕生日会をやれたらなと ふいに思ったところから始まったのだが、フクのマザコ愛のせい(お陰)であれよあれよと企画の構想が広がり、一時企画の構想が広がりすぎて収拾つかなくなりそうなところまでいったりもしながらもお互いの足るの中にちゃんと収まって良かった。久々にインスタ投稿含めグッズのデザイン等々、一緒にやってた時にあーだこーだやり合ってた頃の感覚でフクと(殆どフクがやってくれた)作り上げることが出来たのは至福であり贅沢な時間であった。


今回バンドセットをやることにおいては、ミョウちゃん(Gt)やナイトウちゃん(Dr) ハジメ(Dr)ケンスケ(Gt)かつてのメンバーみんなに声かけたかったけど、みんなの今の日常を掻き回し それらを調整できる自信も体力もなかったので、昨年ソウと呑みに行った際、ソウが思いの外乗り気だったのでソウ時代のカタチで数曲楽しくやれたらなと思ったところからスタートした。
そうなってくるとドラムはやはりジュンとなり、ジュンに声をかけたが見には行くけど叩くのは遠慮させてくださいと一度断られた。が、ソウが弾いててドラムは打ち込みでそれをジュンが見に来てる光景は異様すぎてライブに集中できないので、トキロックがトキロックを引退すると言ってるから今回ばかりは宜しく頼むという恫喝めいたLINEを送ってなんとか叩いて貰えることに。
その流れでジュンペイにも声かける。彼も多忙な日々とブランクからくる 不安の表れからか、話を一歩先に進めようとすると最近彼がハマってる競輪の話に持って行こうとするのでなかなか大変だったが、やれそうなことをやれるだけやろうということで曖昧に参加を決めてもらう。

みんなそれぞれの日常を崩してスタジオの時間作ってくれたことには本当に感謝しかない。
一発目みんなで久々に音を出した時の楽しさも徐々にやるからには的欲望によるピリッとした空気が顔を出したりしながら、ソウ時代4回、フク時代3回のスタジオリハでよくここまでやれたなというのが正直な感想である。 (スタジオにおいてはソウがだいぶ引っ張っていってくれたなあ) 


今回、ギガディランで始まりトキロックで終えるのもいいねと曖昧にトキさんにも伝えたまま、二人共直前まで何もせず、まあ何もやれることが浮かばなかったらやらなくてもいいかと思っていたけど、二人して直前でやれそうになったことをやれた自分達を少し褒めてあげたい。

トキロックに関しては何をやるか教えてくれなかったので、僕自身あのラストシーンには度肝抜かれ
感動すら覚え、天才トキボン誕生の瞬間、楽しみと不安で胸一杯に。本当によくわからない変な人。

 

やると決まってからの僕らもそれなりに暮らしの中のMOTHERCOATの比率が高くなり過ぎ、トキさんもハイとロウの波の中で4月はちょっと危ない感じだったので薬で調整したり、僕も僕で体調を崩したり、慢性的な倦怠感と付き合いながら出来そうなことを出来る限りやれたら良いじゃない精神でやってきて、 何はともあれ無事終えることが出来てホッとしています。 

トキロック改めトキボンの元気な姿、 元メンバーの多分元気な姿をあの日、見せることが出来たこと、それらをひっくるめ喜んでくれたお客さんがいたこと、僕らのやりたい放題を思う存分やらせてくれた京都nano。 

とても好き日になってめでたしめでたし。 

何度でも言いたい「みんなありがとう」。




た だ い ま たね


何者かであろうとした私の 怪しさに疲れ果てて
私は今 あなたによって繕われてる
ひとしきり味わった快楽に 誘いこまれぬように
あなたは今 私によって繕われてる 

絶え間なく 絶え間なく 今を 
繋いでく 繋いでく 今を
辿り着き さよならする 今を

ここに今があることさえ疑いながら過ごしてる 

た だ い ま  たね

た だ い ま  たね

た だ い ま  たね


5/17@京都nano
"5Oat"

1.た だ い ま たね

2.CLAMCALM
3.APOLLO
4.HAWKING
5.TOKINOHAJIMARI
6.LAST NIGHT'S DINNER
7.paint
8.MAMADAY
9.KING AND TREE
10.TIME FLIES
11.TOUCH W
12.SCENE

13.goodbye
14.nipple cider
15tenpura
16.trickster
17.gods

18.angle
19.waltzheimer
20.no music yes life
21.wednesday
22.super star
23.fake a fake
24.post 

un.galileo 

    なのにやぎ 



GIGADYLAN

ドブロクのニューアルバム「エモ逃げ禁止令」 2025年5月15日発売。 

ドブロクは、以前私たちが地元岐阜県串原村で初めて主催したイヴェント「Mederu」に関する最近の投稿でもご紹介しましたが、私たちが企画するずっと前からここ串原村で音楽フェスティバルを主催し続けている古くからの音楽仲間で東京拠点のスリーピースバンドです 


彼らが串原村で主催する音楽フェスティバル「秘境にて」に以前誘ってもらった事がキッカケとなって移住先が串原村に決まったというのは知る人ぞ知る話


さて、そんなドブロクのニューアルバムのプロモーション動画のナレーションは私たちMOTHERCOATの二人もやらせてもらっています

ナレーションをやらせてもらったという取っ掛かりはもちろんあるし、友達の音楽で、彼らが多くの人に届けたいと思っているのだから出来ることはやりたいという気持ちはもちろんあるのですが、こうしてわざわざブログとして紹介したくなったのには理由があります 


それは簡単に言うと今回の彼らのリリースについて色々心に引っ掛かる点があったということですね 


2009年に私たちが「パッチワーク_式」というアルバムをリリースした際、今でいうクラウドファンディングの形をとって制作を行いました

この時のキャッチコピーが「まだ出来てもいないアルバム買いませんか」だったので、プロモーションの一環として「エアレビュー」と称し、MOTHERCOATを応援してくれている周りの色々な人たちに音が出来上がる前にアルバムタイトルだけを伝えて中身のレビューをしてもらって、独断で一番面白かったレビューをしてくれた人を称えるというのをやりました


まだ彼らのニューアルバムを聴いた訳でもないですが、タイトルの「エモ逃げ禁止令」が心に引っかかってしょうがないのでここで勝手にエアレビューのようなものをします 💿


△「エモ逃げ禁止令」エアレビューのようなもの ▼


ドブロクを聴いてきた人なら、今回のアルバムのタイトルが「エモ逃げ禁止令」だと聴いて、ビックリ仰天、もしくは裏切られた気持ちでいっぱいなのではないだろうか?


2014年リリースの彼らの渾身のアルバムであったはずの「Do the EMO!!!!」そのほぼほぼタイトルチューンである「Do the EMOん」の中で彼らはしっかと歌っている。


「肝心の感情は置き去りでおざなり」と。


エモの「肝心」さを訴えていた彼らが、11年の年月を経て、今、「エモ逃げ禁止令」を敷くという。


エモ逃げ禁止令における『エモ逃げ』の部分の意味として、日本語としてまず字面だけから解釈するのであれば、 

①エモ「から」逃げる 

②エモ「の中に」逃げ込む

以上の二つの可能性があるだろう。 


既に前作「Do the EMO!!!!」で、おざなりにしてきたエモに対峙し、「エモをせよ!!!!」と自分に命令を課すことまでして来た彼らにとって、上記の①は既に提示されていた課題だ。 従って、今回の「エモ逃げ禁止令」とは、②の方である可能性が高い。 


つまり、どういうことか。 多くの人が忙しくしている時間の中で自分が今、何を感じているかということに目を向けることすら忘れている。忘れているのだから、「おざなりにしている」という自覚ももちろんない。 

エモ、つまり自分の感情に向き合うということは非常に面倒くさいことである。「こんな感情を抱いてはいけない。それは罪深いことだよ。」と自ら学んできてしまったことも多い。 だから人は忙しくしたり、「衝突を避けるため」という大義名分の元で自分の感情を感じる寸前に押し殺すことで、無意識的にも意識的にも常に自分の感情に向き合うことから逃げている。 

エモが「おざなり」になっているよ! まずは「肝心」の「感情」に向かいあうんだよ!とにかく黙って「Do the EMO!!!!」!!!! と彼らは私たちに喝を入れて気付きを促してくれていたのだ。 


これに対して、②の「エモの中に逃げ込む」というのはつまり「エモの存在に気がつくことをしないまま、エモの中にどっぷり浸かること」を意味している。 感情の溜まりにどっぷり浸かっている、例えば怒ったり泣いたりしている最中には、感情の溜まりの中にいるので、「今、私ってば怒ってます」「今、私ってば泣いてます」ということに気が付いていない。 さらに、感情の溜まりを爆発させることで一定のカタルシスを得られ、それにより一旦また普段の緩やかな感情の流れに戻って再び流され始めるため、爆発時に飛び散った感情は振り返られず、知らず知らずのうちに新たに別の溜まりを形成する。 


こちらのパターンは、派手な爆発に気を取られて、一見ばっちり「Do the EMO!!!!」出来ているように捉えられがちであるが、感情は「置き去り」にされなかっただけで「おざなり」な形で霧散させられた訳だ。 置き去りにされなかった分、前述の感情を自ら殺すパターンよりは自分の感情に気がつくチャンスはあるといえる。 

しかし、感情が爆発した事実だけに一瞬気がつくが、それだけでスルーしてしまうという意味で、前述の①の感情から逃げるやり方として、それを押し殺すことを選択するのと本質的に変わらない。 押し殺した感情は溜まりとなって、いつか何かのキッカケで結局爆発、もしくは下手をすると崩壊する。 そういう意味で①と②は小出しにするかいっぺんに出すかの時差の違いでしかないからだ。 


ここまで読んだあなたは、「それでは感情を持つって悪いことなのでしょうか!? 私は生きることが好きです。感情を持たないなんて、AIと一緒で、人間として生きているとは言えないじゃないですか!」と感情的に反応するかもしれない。 しかし語感に惑わされず、内容をしっかり読み取ることをしてくれたあなたは、そのようなコメントに対して、「いやいや、感情を持つのは人間として当然のことだし、別に感情を持ってはいけないとはどこにも書いてないですよ。逆に感情を押し殺すデメリットについても述べてあるしね。感情の存在に一瞬気がつくだけではなく、感情の意味内容にきっちり向き合わないままそれを持ち続けて、あまつさえそれに翻弄され続けている自分を振り返る機会を失うことへの注意を喚起していると私は理解しました。」というコメントを返すかもしれません。 


さて問題です。 ドブロクの新譜「エモ逃げ禁止令」の『エモ逃げ』の意味はどっちでしょう? 


①エモ「から」逃げる

②エモ「の中に」逃げ込む


問題の答えを求めて、私は彼らの新譜「エモ逃げ禁止令」を聴いて確かめるのを楽しみにしています。 『あちゃー、①でも②でもなかった』という答えも素敵ですよね。皆さんも一緒に答え合わせしましょう。 


注1)実は、自分の声で「2025年5月15日発売。」と言っていたので油断していたのですが、なんと本日サブスク版が先行リリースされてしまったので、ものすごく慌ててこの原稿をアップロードしています(汗)


ちなみに、既にリリースされているドブロクメンバー版はもちろん、ドブロクを愛する色々な人々がナレーションで登場してきたと思いますので、是非ドブロクやメンバーをフォローして、誰が出て来たのかを振り返って楽しんでみましょう


また、彼らは物理版の発売日に渋谷CLUB QUATTROででっかい3マンライブを控えておりますので、関東の方は特にそちらもチェックして足を運んでくださいね


ドブロク   >> 公式WEB >> 公式X >> 公式Instagram

vo,gt/長瀬寛司 X

bs/ダッハーラ X

ds/佐々木タカヒト X


注2)これを読んだギガディランから「エアレビューは(『パッチワーク_式』じゃなくて)『+birdless』だよ」と突っ込まれました、、、(大汗)当時のクラファンの走り的なものの「エア」感に引っ張られて記憶を捏造していたようです、ごめんなさい (´>؂∂`)テヘペロ☆


TOKIROCK

私たちは、音楽が出来たら録音したり、しなかったりして、それを携えて、旅に出る

 

各地のイヴェンター、ライヴハウスやカフェのスタッフ、アーティスト達、その他諸々面白い場を作ろうとしている人々、そんな方々に呼ばれては、旅に出る 


長らく自分たちで何か事を起こすことから離れて、そのような優しい流れの中で泳がせてもらっていたのですが、今回きっかけをもらって自分たちで本当に久しぶりに主催したイヴェント「Mederu vol.0」


車でしか来られない山の中で、予約不要だから一体何人来るのか全くわからない 

それでも「行くよー」と言ってくれた人たちの言葉に励まされながらも、知らず知らずのうちに勝手に心の中でアップアップしていたみたい 


蓋を開けてみたら、移住してからの2年10ヶ月で繋がった人たちと、その人たちそれぞれがさらに繋がっている人たちとの軽やかなようでいて確かな信頼がベースの絆の大きなハンモックが、たまたま一度通りすがりに言葉を交わしただけの方まで含めていつのまにか大きな大きなセーフティネットへと編み上げられていて、そこにふんわりと着地させてもらっていたようで 


泣いているのは私だけで、みんな笑っていました 

それをみて私はまた暖かい涙を流しました 



Mederu vol.0 は、開催場所のcafe shackとそこに携わる方々の存在なしにはありえなかったものです 


快く出演してくれたアーティストたち

Abby Fukunosky 

Gloria

mountain mountains

Shotaro Miyamoto


当日あの場に足を運んでくれた皆さんが美味しいご飯と私たちが愛してやまないアーティストたちの音楽を、それぞれのスタイルで自由に分かち合ってくれました 


我が村串原には山のハム工房ゴーバルと東京のバンド、ドブロクが共催する「秘境にて」という音楽フェスティバルや、サトノエキカフェが主催する「土間音」という音楽とマルシェが融合したお祝いの催しなど、回を重ねているイヴェントがあって、彼らは私たちから見ると、こともなげに、笑顔で、イヴェントを作り上げては毎年のようにみんなを楽しませて村を盛り上げていてくれて、そんな私たちが見上げている猛者達が遠く先を大きな背中で走ってくれています 


彼らから溢れて漏れてくるエネルギーの一旦に、一緒に携わる形で触れることでさらに深くそれが心に染み渡ったといいましょうか、さらに前述の大きな大きな、そして丈夫なハンモックに背中から倒れ込んだ時のあまりの安心感への喜びが爆発してしまった、拙くも言葉にするとそんな心持ちです 


来てくださった方に「『vol.0』」ってことはvol.1、2と続いて行くんでしょ❓楽しみにしてるよ」と言ってもらったりして、それは素直に嬉しかったです 


頻繁にやれるようなことではないですが、また何か機会があればその時はこれを読んでくださっているあなたとも一緒に何かを分かち合えれば幸いです 

埼玉から出演してくれたMOTHERCOATの元メンバーで音楽を描き絵を歌うアビー・フクノスキー 

彼の描いた絵はcafe shackのレジ後ろ、前述ドブロクのボーカル、寛司くんの絵と並んで飾ってあります 

地元串原から出演してくれたグロリア

彼の最新音源「私たちのブルース」は私たちのBONJIN_RECORDS のスタジオで録音・ミックス・マスタリングされて好評配信中 

当日も素晴らしいセットリストに舌を巻くばかり

地元串原から我らがmountain mountains 

彼らの最新音源「月とスッポン」もBONJIN_RECORDSから好評配信中 

私の心のツボにたまに刺さり過ぎて涙が流れ過ぎて困ることがあるのでちょっと気を付けてるくらいですが、昨日はまたやられちゃったな

大阪から盟友nayutaのギター・ボーカル、宮本章太郎のソロ最新アルバム「RAINBOW」のリリースツアー岐阜編ということで私たちが今回のイヴェントでサポートしたのがそもそものMederuのはじまり 

これからも各地でツアーが続くので、あなたの街に現れたら聴きに行って確かめてください

この日はMOTHERCOATの元メンバーのジュンペイにPAをしに来てもらいました 

今もこうして元メンバーたちと楽しく関われていること、とても嬉しく思っています

会場は知っている顔も、はじめましての顔も混じって終始暖かい雰囲気に包まれていました

外にも音が程よく漏れ出ていて、太陽の光を浴びながら心地よい音量でライヴを楽しむ人々も

オープニングアクトが終わって後は楽しむだけのほろ酔いギガディラン

胸いっぱいの顔しているね

MOTHERCOATファミリーの悪ガキたち

会場の音作りや機材のセッティングなんかも、みんながいてくれるので楽しく徹底的にやれました


アビーフクノスキーが当日短い時間の中で描いて作ってくれたドネーションボックス 

来てくださったみなさんのお気持ちを、おかげさまでアーティストの皆さんに還元して分かち合うことが出来ました


Mederuを共に分かち合ってくださった皆さま、そしてイヴェントに来られないまでも気持ちを向けてくださった方々へ心からの感謝を


TOKIROCK

同じ村の友達mountain mountainsの新作をBONJIN_RECORDSから リリースしました!! 

「月とスッポン」ー EP
1. 月光節
2. 幸せな人
3. 待芽草
4. 安里屋ゆんた_野良詩





僕らなりの各曲エピソードをつらつらと。

 
4. 安里屋ゆんた_野良詩 実のところ録音したのはだいぶ前でそこから僕がだいぶのらりくらり ミックスしてて昨年夏に発売しようと思ったら、沖縄民謡 ”安里屋ゆんた” のカバーに際して歌詞の著作権がまだ切れてなかったことで、遼君に オリジナルの歌詞を書いてもらって再録しました。

結果、2人のその時(今も)最も気にかけてる思いが詞となったので、
僕らにとっての安里屋ゆんたは愛猫の帰りを待つ歌に。

1. 月光節 あーちゃんのアカペラから始まる”月光節”。
彼女の声の素晴らしさを語ると長くなるので割愛しますが、 是非ヘッドホンで聴いてみてください。 みんなあーちゃんのこと好きになります。 (あと最後の「あっよいしょ」は絶品)

2. 幸せな人 この曲は2人が自分達に向けて歌ってる気がします。 信じた道を進みなさい。
だね。

3. 待芽草 遼君の歌のテイクがすごい良くて、僕は報われない何かを抱えてる人たちの代弁のように この曲は感じてて、遼君の少し投げやりでけだるい歌い方(本人は意図的にやってない)が 諦めきれないけど、もうくたびれてしまった人たちの疲れ切った心の声のよう。
あとこの曲は録音中、庭の鳥のさえずりが入っちゃたんだけどそれもそのまま収録しました。

遼君、あーちゃんの2人の暮らしは僕らからするととてもパワフルでやりたいことを 全部やりながらカタチにしていってて(もちろんやってる本人達の中では色々悩んだり迷ったりもあるとは思うが、、、)、2人に触れると圧倒されながらも感化されてる自分もいたりしてこんな近くに良き友達が出来てしあわせだなあとよくトキロックと言い合ったりしてます。 


あれこれ書きましたが素朴で身近で等身大の2人の音楽、 一聴して貰えるとこれ幸い。


GD

2024年の振り返りも2025年の所信表明もなく、ぬるっとブログ事始め


とはいえ


謹賀新年🎍

旧年中大変お世話になった多くの方々に改めて感謝を

そして本年もMOTHERCOATを何卒よろしくお願いします🙇


家族と呼ぶには曖昧すぎる関係性を保ったまま、ゆっくりと信頼関係を紡ぎ続けているのかいないのか、一向に警戒心を解かないでご飯だけ食べに来る白猫「アイマイ」


そこに昨年末、彗星のように我が家に飛び込んでくることになった、生まれた時から飼い猫歴推定8年のめちゃめちゃ誰にでも懐くことのできる白猫「ラッキー」

そんな対照的な二匹の白猫と共に我々は今年も音楽のようなものを続けていきたいと思います


所信というほどのものはないですが、今年はMOTHERCOAT的にある種の周年記念となる年ですのでまだ発表は少し先になりますが、1年間をゆっくり味わいながらも駆け抜けたいと思っております


バンド活動を凍結していた頃から今に至るまで、もうあんまり気合いを入れた何かをしたり、自分達から何か動いたり、そういうことはできないかなぁとほんのり思い続けておりましたが、流れというものはどうしてもあるもので、それに乗っかってドンブラコドンブラコしていくことになりそうです


ただ、ちょっと頑張り過ぎると、めちゃくちゃ張り詰めていた頃のキリキリしていた自分が未だに顔を出してきて「はぁ〜っ」ってため息を吐きたくなってしまうので、そういうことも含めて自分の状態に常に注意を払いながらゆっくりペースを崩さないように進んでいきたいとも思っています


というわけで、色々と皆さんにお知らせしていくことがあるかと思いますので気にしていただけると我々も気にしていただいたことに気づいて気にすることができるので嬉しく思います‼️


今年は初月からライヴが立て続けに2本ありまして、皆さんと新年の挨拶を交わし合う機会となればこれ幸いなので、ご都合がつきますればどうかお運びいただき祝杯を一緒にあげられたらと思います


2025年1月25日(土) @京都 PUB VOXhall 

OPPAI CATS / 余類 / MOTHERCOAT


2025年1月26日(日) @大阪 南堀江 SOCORE FACTORY 

OPPAI CATS / ONI / nayuta / MOTHERCOAT


ご予約は公式インスタアカウントもしくは公式Xアカウントへのメッセージでお気軽にどうぞ❗️


それと、先月クリスマスにリリースした新曲「HAWKING」、まだお聴きになっておられない方は是非とも聴いてくだされ〜

サブスクで視聴

bandcampで無料視聴


TOKIROCK


昨晩、ライヴ納めとして7年振りに名古屋CLUB ROCK’N’ROLL(以下ロック) に出演させてもらい、全くタイムラグを感じないあの時のままのロック店内およびPA井藤さんの風貌と、鋭さがまろやかさに円熟していた店長ホンダさんと相対して、感慨よりも普通な感じに非常にグッときてました🥹 


実は前日の29日に、長年の音楽仲間であるshort film no.9のシゲヤとマリコさんが何やら別バンド “HOSHINOKU’S” で出演すると小耳に挟んだので遊びに行ったのですが、これまた盟友foltも出演しており、何だか5年とか10年振りにロック出ました〜みたいなMC聞いてたり、彼らの今の音を聴いたりして非常に嬉し楽しい気分になっていたので2日連続のロックまみれは老骨に鞭打って名古屋まで2往復した甲斐があったというものでした😊

写真はfoltのドラマー竜馬 

最初はロックの長袖Tシャツを着ていたんだけど、気がついたら脱いでて何と京都GrowlyのTシャツを着ているという、、、なんかドラマーってこういうところありますよね🥹 ドラマチックなのよね

大きなROCK'N'ROLLの文字を背にしたGROWLY、なんか、GROWLYも面々に「いつまでも転がっていけよ」ってエールを贈っているようにも見えて、そんなわたしも大概ストーリーが好きですよね☺️

29日ロックに行く前にその前日のゴーバルクリスマス会での忘れ物を取りに伺ったら、今度はそこで餅つき大会をしているということで、急遽餅つきに飛び入りさせてもらう幸運に与りました✨ 


餅つき大会なんて幼稚園ぶりで、私トキロックも屁っ放り腰でスロー再生ばりの速度で突かせてもらいましたが、中々いい音で突くのは大変難しい❗️ 

納豆、大根おろし、きな粉、雑煮、お汁粉に加えて胡桃(山形の食べ方らしいです)とか初めての食べ方も味合わせてもらい、最後まで今年もお世話になりっぱなし、感謝感謝のゴーバルさまさまでした🫶 


なんか急に餅つきなんて30日のイヴェント「mochi」へ繋がるフリって感じもあって人生って映画だよなとひとりごちる 


そして昨晩はワッペリン企画 mochi に出演させてもらい、初めましてのパン・パロール、ソロではお初の藤山 拓さん、我々、そして最後はワッペリンと終始楽しいなぁ、素晴らしいなぁしかない1日でした✌️ 


写真はワッペリン、何処を切っても絵になる彼らが世界を席巻する日も近いなぁというライヴを見せてもらいました🙏

ちなみにフロアライヴだったおかげで、ロックンロールの壁の絵がこんなによく見えてて、絵とワッペリンのシンクロっぷりも素晴らしかったのですが、この絵を書いているのが以前インスタ投稿したアーティストのHanacoさんなんですね


何かと繋がっていきますよね、人生は


さて藤山さんもパン・パロールもそれぞれの表現を見せつけてくれて、自分達を含め表現としてはまぁまぁ違うのだけれど、どこか音楽的に血縁関係にあるなぁって感じがする4組だったように思いました🪢

一筋縄でいかない感じとか、、、かな、言語化するとすれば🤔


昨日の今年ラストの自分達のライヴで書き留めておきたいことは2点

先日リリースしたばっかりのシングル”HAWKING”で私、久しぶりに歌詞を飛ばしてまったのですが、昨日飛ばした部分の歌詞は昨日のあの場では伝える必要なかった言葉だったんだとストンと腹落ちしました

あの場にいた方は、音源聴いてもらったら納得してもらえるかもなんで良かったら聴いてください〜

ニューシングル HAWKING


最後の曲 “scene”では、最後の私の声に出来ればディレイをかけてもらいたいのだけれど、普段は手元のエフェクターに繋いで自分達で手動でかけることもあるのですが、色々複雑になるので現地で様子を見て余裕があればその日のPAさんにお願いする感じで普段はやってます

なんだけど、この日はロックでの初めてのフロアライヴにも関わらずリハが思いの外順調だったもんで、このことをPA井藤さんにお願いするのすっかり忘れてたんですね

そして本番で、あれ❓このままいったら私の声のディレイなしでこの曲終わってしまうなぁというのが残念だという気持ちが溢れてしまい、ブレイク後に私のオペレーションで大サビに入る流れだったので、その直前にマイクで井藤さんにとっさに業務連絡しました


そこから大サビにバーン‼️と入って数秒後の私の歌に「かけたったで‼️」という井藤さんの声が聞こえてきたかのようなディレイの100%に近いぐらいのレベルと、いきなりでもほぼジャストの1回目より2回目でさらにぴったりなったように聴こえたテンポとで、多幸感が溢れ過ぎて、あぁ、ロックンロールのステージっていうかフロアに帰ってこれて良かったなぁという今年の締めとして最高のライヴが出来たかと思います🙏


これを肴に井藤さんと朝まで安価村、いや杏花村で飲もうと待ち構えていたのですが現れず、良い心残りが出来たので来年もロックに出演させてもらいたいなと思いました☺️

こちら今日ヨロヨロと起き出して縫った雑巾

「泥棒を捕らえて縄を綯う」に代えてこれからは「大晦日に雑巾を縫う」をことわざにしてはどうだろうか、、、 


という訳で膝の上で眠るラッキーと、その奥に今朝は朝からわが村の宮係の大晦日のお勤めで疲れ果てて眠るギガディランのいる炬燵からの中継は以上です 


何とかラッキーをどけて小掃除に入れるだろうか、、、🧹


TOKIROCK