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色々なこと。試して、妄想して、楽しかったり、飽きたり疲れたり。

この前晴れたの、いつだったか?   思い出せない。


ベランダのミニトマトの為にも、

裏の水路の亀の親子の為にも。 

洗車したい人たちの為にも。


晴れの日、待ってます。
mothercoatの現状、最新です。



会えなくても、触れ合えている感覚、
それを頼りにゆっくりアルバムを作っています。

とてつもなく無計画なので待ち望みは
ご遠慮下さい。

ある日突然、いつの間にか。

不確実、不確定、不安定を愉しめなくなるような
世界にどうかなりませんように。



GD






先週、トキロックがニュースを見ながら不意に"white"はいいこと歌っていたねと言った。

次のアルバムに再録しないかなんてことを言うからそれどころではないと空返事を施した。

先日、オキシクリーンを使ってダイニングキッチンの床掃除をし始めたことから、どこをどう間違ったかmothercoatを始めた頃の音源を引っ張り出して聴いてみるという事態に発展した。

自分の才能を疑う余地を与えず、がむしゃらにわがままに自分から出てくる全てが正しいと勘違いしていたあの頃、ひたすら言いたいことややりたいことが怒涛のように浮かび続け、その全てを作品にしていたあの頃の自分はもういない。他人が作ったようにも思えるそれらの音源を聴きながら自分もいつ死ぬかわからないし、mothercoatの歴史として残しておきたいという気持ちが芽生えると共に我が家の財政事情と向き合いトキロックとの話し合いの末、浅はかではあるが今すぐ出来そうな一つの手立てとして"in coat"という当時、家に篭ってMTRで作ったミニアルバムをこのタイミングでBandcampにリマスタリングして販売することにしました。

15年前のSTAY HOME作品。

家で踊ったり、くつろいだり、愚痴ったり、物思いに耽ったりするのに最適な4曲。

当時のmothercoatを知ってる人は大いに懐かしんでください。

初めて聴く人にとってはどうだろな?ある意味、新鮮かもしれません。

今、それどころじゃないって人は少し肩の力抜いて深呼吸してください。

そして収入への不安が少ない方、

メルカリで売れそうなものを山のように持ってる方、

親の遺産が有り余って仕方ない方、

これから宝くじを当てようと思っている方、

課金購入してくれたら

僕らの今が助かります。

同時に音楽配信のサブスクリプションやってる方はmothercoatの音源もありますので

気が向いたらというか気を向けて貰って聴いてくれたらこれもまた幸い。

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white

たとえば

ロシア人の着ている服が

必ずしも暖かいというわけではない

要は人柄である


たとえば

オランダの大地の風が

必ずしも強いというわけではない

要は土地柄である


遠い空の下というよりは

遠い地の上の空という方が

適切ではないだろうか


肉眼で捕らえた風を虫カゴに入れるボク

恥と言われる事柄に対して

ボクはまったくの無知で有る


gigadylan

丸々、2週間ほぼ家にいる。最初の1週間は家のことをやっていた。

何となくやりたいなと思っていたこと、トキロックにやって欲しいと言われたことを。

スーパームーンの日にLUNAというレコーディングシステム(DAWだけどDAWじゃないらしい)が無料でリリースされた。これを待ってたという訳ではないが、これを待っていたかのようにその日から最近録っていた曲の制作に拍車がかかった。LUNAは日本語の情報が殆どなく僕からすると物凄い早口の英語のチュートリアル動画を再生速度0.5倍速で見ながら(英語を聞き取れている訳ではない)1日はほぼ基本的な使い方を学ぶことで終わった。

そしてLogicというソフトでほぼ完成していた曲のデータを移し替え、MIXからすべてやり直すことにした。何故、そうしてしまったか? 慣れ親しんだ環境とこのタイミングでお別れしてみたくなったのである。

もちろんLUNAの方が優れているだろうことが沢山あるからUNIVERSAL AUDIOが満を持してリリースしている訳で、これからのアップデートにより進化していくことも楽しみではあるのだが、僕の理解力では現時点ではやり方がわからないことの方が多く、バグなのか、僕がたまたま押したキーが何らかのショートカットキーになっていて予期せぬ事態を招いているのか?謎なことが起きたりもしている。

それでいいのである、Logicだと簡単に出来ていたことが、LUNAでは出来ないというのが今の僕には必要火急な大事な要素であり、それはこれからどうなっていくかわからない世界と自分の暮らしに対しての免疫力となり得ると考えている。こじつけが激しさを増していることは承知であるが、それくらいありとあらゆる習慣に基づいた思考の回路を変えていく準備をしておかないととはどうしても思ってしまう現実が目の前にある。

日本政府のcovid-19への対応と同じように僕もLUNAを前に二転三転している。その対応や方法が合っているかどうかも六信四疑のまま制作を進めている。重みが違うのは、ここで駄作が出来ても自分が落ち込むだけで、誰も死なないしそもそも完成しなくても誰も困らないということがアーティストにとっては救いようのない救いである。とにかく、流倒木作品(作品というのはおこがましい)以外にもmothercoatの作品を作っているということはこれを見てくれてる稀有な人たちには伝えておきたい。

今今、立ち上がれないような人たちにも届くような作品になればと思ってます。


gigadylan

根底を覆されたまま、雨風に晒され、生きていれば本来浴びることのない太陽の光を浴びた木(ボク)の根が傾いた大木に絡まりぶら下がっていた。「待たせたな、更なる日の目を見る時が来たぞ」と言いかけたが、随分と上から目線なセリフだなと猛省し、その発言が頭に浮かんだことを浅く謝罪した後、丁寧に絡みついた枯れ草を外し家に連れて帰った。

このボクの根の扱いは他のボク達と違い繊細な箇所が多く細心の注意と敬意を払いながら洗浄し天下干しした後、ヤスリもかけず、なるべくそのままの状態がいいなと透明の塗料で軽くコーティング?だけした。

出会った時から、これは玄関開けた瞬間に見えるところにしつらえようと決めていた。


これはアートではない。


ただのひっくり返った木の根だ。


そしてそれはどこにも根付いていない


今の自分の姿である。

自分の当たり前で構築してきた日々が崩れた時、自分の中にもともとあったのか?通りすがりの獣が取り付けていったのか?思いもよらぬ引き出しがあることに気づくこともある。

その思いもよらぬ引き出しによる仕業をいくつか。


本来トイレットペーパーホルダーが必ずしもトイレットペーパーホルダーである必要はないのである。


そうでなければいけないと思わされてた事や物に囲まれて、そうでなければ豊かではないと思い込めた僕らは、自分たちがどれだけ富んでいるかに気づかないまま、そのことを子供達に伝える術を持たないまま、怒りや悲しみや恐れを表現してしまわないようにしたいな。

思うことは今夜のスーパムーンを眺めていれば簡単なことであるが、普段は、、、、。


月の美しさが伝わらないと気づき、影推しに強引に切り替える柔軟さを。

今は具体性より方向性を希望に変換する時なり。


gigadylan

先週の頭。職場に週末から当面休みますと伝えた。

店長の渾身の「えっ?」は来週からのシフトどうすればいいんだよ7割。コロナウイルスに過剰反応し過ぎじゃない2割。ギガさん、収入なくなるけど生活大丈夫?1割。で構成されていた。ある視点ではまともな反応だろうし、ある視点では異常な反応である。よって誰一人としてまともな人間は現在いないと考えるのが一番まともではないだろうか。


自粛するにあたって自分は今の暮らしをどのように失っていって、どのようにこれから暮らしていきたいか、いけるか、いくべきかを、向き合っているのかわからないくらいの半目でぼーっと考えた挙句、まともでない人間の一人として、朝から近くの河原に赴き、流木や倒木(我が家ではボクと呼んでいる)に加えさっと眺めた時にはっとなる石(セキ)を拾いに行くことをせずにはこの難局乗り切れないだろうと、誰もいない河原に足を運んだ。以前から何故かボクやセキと戯れてると心がまろやかになることから時折河原や山を訪れては明確な目的のないボクとセキを拾ってきてしまう癖があった。

昨年の台風の爪痕の上に咲き誇る菜の花と戯れていると、倒れた場所にも必ず新しい花が咲くと綺麗事を言いたい気分にさせられる。マスクを外して思い切り花の匂いを嗅ぐ。

いくつかのボクとセキを拝借しそそくさと家に帰る。

家に帰り全て高圧洗浄機で洗い天日干し、我が家に招き入れる準備をする。

これは先月、拾って招き入れたボク達。


朽ち果ててからが面白いものもある。


助けを求めれるパワーのある人たちには協力を、

助けを求めるパワーもない人たちにも生きる希望と本当の助けを。

ボク達を拾いながらそんなことを考えていました。



gigadylan

京都nanoが好きです。モグラさんとまあこさんのことが好きです。

多分2016年の年末だった思うが神戸への帰省の途中、大掃除をしているというのを何かで知ってふらっと手伝いに行った。

無性に会いたくなったからだ。トキロックが病気の真っ只中の時だったので人に会って変に気を使わせてしまうのもどうかなと思いもあったが、なんかまあモグラさんならいいかと思って行ってしまった。

そこにはいつもと変わらないモグラさんがいて、初めて会う若いバンドマン達と

一緒にケーブルを拭いたり、床を拭いたり。まあこさんにも会えて、元気とご飯につける佃煮を頂いて実家に帰った。それがnanoに行った最後だった。


数年後。何もせず、何も出来ず、一般的な社会生活も送れず塞ぎ込んでいた夏。

ひょんなことから止めていたツイッターを開いたら、このツイートが。

布団の上で涙しながらスクリーンショット残してお守りにしていた。

これがあったから今のmothercoatがあります。

それ故にnano16周年ファイナル。正直、想いが乗っかり過ぎていて、無茶は承知の上、引くくらいの厳戒スタイルでライブをやろうと思っていたし、Facebookにもそうのように投稿していました。

しかしながら、この状況でウイルスに対しての最善策は自宅待機だということはいくら自分の強い想いや大事な今や死活問題を抱えていても覆らないくらい事実であるし、何より今、自分が感染していないとは言い切れず、先週末1日中トキロックと昼から生テレビみたいな激論を交わした末、冷静に出演キャンセルの連絡をしました。

その時点で当然ながらモグラさん自身もやれるかやらないか苦悩しているようでした。


先ほど京都nano及びモグラさんの方から公式に4月1日から4月14日までの再度休店の発表がありました。


楽しみしてくれてた皆さん、どうかご理解下さい。

救済グッズの通販も近々始まるようなのでそちらも合わせて宜しくお願いします。


そして、日を改め必ず京都nano 行かせてもらいます。
その時は関西圏の皆さんは絶対観に来て下さい!!!!!
京都は見所たくさんあるので圏外からももちろん歓迎です!
これはmothercoatからの要請です。
宜しくお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!!
濃厚接触しか出来ないくらいパンパンのnanoで再会出来ることを強く求めます。

※検温、手洗いうがいは引き続きお願いします。マスクも携帯しとくのがベストでしょう。

何より日々の助け合いは永遠に!!!




gigadylan

今週末と4月始めに決まっているライブがある。今もまだ心置きなく来て下さい とは言えない状況が続いている。かつての僕はこんな時こそやるべきだと声を大にして言ってしまうような人間であった。かつてと書いてみたものの正確には今もその人間性は変わっていないかもしれない。それを証拠に僕らは今週末に迫るライブをキャンセルしていない。

困ったことが起きているのでみんな困っているのはとても自然なことだと認識している。なんとか困り果ててしまわないように時に感情的になりながらも冷静さも持ち合わせながら知恵を絞り出し合うこと以外の無駄な論争や小競り合いは暇つぶしにはいいかもしれないが、そういったこととは僕自身今は無縁でいたいと思う。イタリアの人たちが窓越しに歌い合ったりキャッチボールしていたりフランスの人たちが医療従事者に窓やバルコニーからエールを送っている映像を見たり、ドイツのモニカ グリュッタース文化大臣からの声明などを見たり(拾い上げていくとキリがないくらい混乱と困難の中で希望に向かう人々の姿がある)するとその国民性の違いを嘆きたくなったりもしなくはないが、こんな時こそじたばたせず子供から老人まで家で座禅を組んで過ごしたりしていれば世界に誇れるニュースかつ希望になりうるかもと思いつつ、もはや日本にそんな国民性はほとんど残っていないのかもしれない。禅について深く勉強してきていないので、日本人と禅との関係性の解釈が間違っている可能性はあるが、自分の乏しき日本人としての誇りの中に、混乱の中においてもうろたえず、声を荒げず、呼吸を整え今に溶け込む精神性みたいなものが残っているのは確かである。

そんなことはさておき、トキロックから自分たちはどう過ごすべきか?ライブをやるべきか?

ちゃんと話し合おうと言われ、それは大事なことだとお互いの見解を述べ合う機会に恵まれ、話あった結果、状況をを注視した上で今の時点では予定通り手洗いうがい消毒マスクを徹底しやるという流れである。新型コロナウイルスに関わらずリスクを冒しながらみんな生きている。交通事故で昨年は1日9人弱亡くなっている。重軽傷者を入れると車に乗ることが脅威でしかないと思ってしまうくらいの数字になるが、車を規制したりはしないし、ほとんどの人はそのことを望んでいない。ウイルスと違って車においては圧倒的な恩恵があるから比較にならないとはいえ人が死んだり、苦しんだりするという点においては同じであると考える。僕らが手洗いうがい消毒マスクをして人々が感染リスクの意識が高まっているライブハウスで皆が意識高めで集まりライブをやって自覚症状ない感染者が来ていて感染し重症者を出す確率よりも、普段と同じ意識でほんのり気をつけながら運転し僕が人を轢いてしまう、もしくは事故に巻き込まれてしまう可能性の方がおそらく高いだろう。が僕はそれがわかっていても日常的に今も車に乗っているなどというような書き始める生きることが怖くなるくらい無数のリスクを冒しながら生きている。

仕方のないことを、仕方があるようにしようとし続けたから人類の今がある以上に

仕方がないことを仕方がないねと思ってこれたから人類は存続出来ていると僕は思うわけで

個人の悔いが残れば残るほど世界は平和に近づくというのが僕の41年目の結論である。(10年後どう変わってるかは楽しみでもありますが)

簡単に言うと個人が悔いを残さない為に世界(宇宙)はあるのではないということ。

世界征服を目論む人がいたら大いに悔いを残して亡くなってもらった方がいいということです。

世界征服まで飛躍すると実感が湧かないかもしれないが、、、。大なり小なり各々が思い通りには生きれないということが救いだということです。


ということで、ん?どういうこと? で

ライブ告知をします。 

仕方なしに来てください。仕方なく家で座禅を組んでいてください。

仕方ない今を大いに悔やんでください。

皆さんの仕方なさをよろしくお願いします。


▲言葉交わさず、触れ合えずとも希望を分かち合えれば▽

ANYOレコ発 土曜日のお昼から時間たっぷりの3マン!

「ANYO"near your ear"Release Tour」

▷03.21 (sat)@下北沢SHELTER

■open/start11:45/12:15 adv¥2500/door¥3000

■act ANYO/nego

私達は12:55~

予約はticket@mothercoat.comまで

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祝 Aureole 復活!日曜日の夕方から時間たっぷり3マン!

「Aureole presents "Live Again」

▷03.22 (sun)@吉祥寺NEPO

■open/start17:30/18:00 adv¥2900/door¥3400

■act /Aureole/siraph minimal set

私達は18:00~ ロングセットでやります!

予約はhttps://liveagain.peatix.comまで

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京都nano16周年月間ファイナル

「LOVEFESTA2020」

▷04.05 (sun)@京都nano/京都-

■open/start11:30/12:00 adv¥2500(Dなし)

■act Lainy J Groove/突然少年/浪漫革命/Ribet towns/踊る!ディスコ室町/てら

アフターアワーズ/Word, one, no key./YOLVE/浮かむ瀬/DoReMi

PA:俺akaモグラ

私達は19:50~

予約はticket@mothercoat.comまで


gigadylan







カテーテルアブレーション手術の醍醐味の一つに術後8時間絶対安静かつ足を曲げれない状態でベッドに横たわっていないといけないというのがある。カテーテルアブレーション仲間の間でもその時が一番キツイともっぱらの評判であり、覚悟はしていた。

その割に麻酔がまだほんのりと残っていたのか、思ったよりキツくないなと思いながら3時間程眠れはしないが穏やかな時間を過ごしていたのであるが、徐々にどこが痛いのかはっきりしないがあらゆる箇所がポジションチェンジを訴え始めていることに気づいてしまった。斜め前のMさんはかなり腰が痛いようで辛そうな声をあげており、ナースコールしてなんとかしてもらえないかと訴えていた。(向こうの様子が見えないのでなんとかして貰えてたのかどうかわからないが引き続き辛そうな気配はこちら側にも漂ってきていた)僕はと言えば思いもよらず踵が痛みを主張してきたのでMさんのナースコールついでに看護師さんに声をかけアキレス腱の下辺りにタオルをかましてもらうことでことなきを得た。1つの痛みが解決されると2番手の痛みが浮き彫りになってくるもので、さっきまであまり気になっていなかった後頭部の痛みに気づかされた。当初、頭の重みで後頭部が痛いのだと思っていたのだが、幾度となく位置を変えたりして対処していたのだが、途中でこれは頭の中の痛みだということに気づいた。若かりし頃に偏頭痛に苦しんだ思い出はあるが、長らく頭痛に苦しむということがなかったものでどの程度の痛みでナースコールを押すのが適切なのかに頭を悩ませた。

痛みもさながら、もしかして術後、どこかに見逃していた血栓的な何かがぽろっと脳血管に詰まったりしてしまってないかという不安が血管を駆け巡りナースコールを押す。あーそうですかあ、鎮痛剤持ってきますね〜。ぐらいの反応に安堵する。そうこうしてるうちに8時間経ち傷口をチェックした後、絶対安静が解除され、恐る恐る体を動かす。鎮痛剤が効いたのか体勢を変えれたのが良かったのか、ウトウトし始め軽い眠りにつき始めた朝6時。病室のカーテンが開いて朝日が差し込んだ。体温と血圧 脈拍を測りに看護師さんがやってくる。熱があったが、どうやら術後熱が出ることはよくあるらしい。1週間くらいは体調が悪いと感じると言われていたのでその一環のもののようだ。左心房を焼く際にどうしても食道も軽く火傷するらしく、食欲もなくなると言われていたが昨日の朝食べたきりだったこともあり、ばくばく食べた。S先生が直接結果報告にやってくる。昨日聞いてた話と寸分違わずであった。

頭痛のことを伝える。術後頭痛を訴える人はあまりいないらしく因果関係に首を傾げながら涼しげな顔でS先生は去っていった。先生が紺色のNBのスニーカーを履いてることにその時初め気づいた。全体的な色味の統一感を大事にしながらも足元にしっかり自分の拘りを出すコーディネイトをしていることから心臓の焼き加減や焼き色にも自分なりの拘り持ちお洒落に仕上げてくれてることは容易に推測できますますS先生へ信頼度が増した。

昼前に尿管カテーテルが抜かれる。入れる時程ではなかったが、一瞬うっっ!とはなる。

これでだいぶ楽になったと思いきやこの日の放尿が痛くて痛みとしてはそれが一番嫌な痛みであった。

予定では本読んだり、動画見たり、ブログを書いてみたりしようと思っていたが何もする気になれず、この日はいくつかかの検査とほぼぼんやり赤城山を眺めて過ごした。


翌日無事予定通り退院後、励ましてくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいになると共に赤城の神様にもお礼をという気持ちと最近スタッドレスタイヤにしたもののこのまま今シーズン、活躍の場を与えることなく終わりそうな危機感から山の上の赤城神社にどうしても行きたいという気持ちを抑えきれず、車を山頂の方向へ走らせた。道中スタッドレスタイヤが水を得た魚の如く、アイスバーンに対応し心が満たされた。程なくして湖の上に張られたテントの群れが見えてきた。

退院の喜びと天気、景色、空気の良さに心がのたうちまわり参拝後少々はしゃいでしまった。そこにいる多くの人たちが氷に穴を開けワカサギを釣って食べるという楽しげなことをしていたのでやりたくなったが、そこは大人気を活用して堪え切った。


長々と今回の手術にまつわるあれこれを日記のように書いてきましたが、自分にはトキロックはじめ心の支えとなるような人たちがいることを強く感じることのできた貴重な時間となりました。

家に戻ってからも頭痛は不思議と治らず、目の前がキラキラするので近くの病院でMRIに入ったりして脳には異常なく綺麗な脳ですねと煽てられ自惚れてみたり、働きにいってることを近所の人に「まだ早いよ、死んじゃうよ〜」と怒られながら穏やか日々を過ごしています。FaceBookの友達の投稿やネットの情報に思うことや心動かされることもありながら、日常を再構築し始めてます。


「助けて下さい」と言えた時、人は自立している。


安富 歩さんの本の帯に書いてあった言葉。

自分が最も苦手としてきたこと、くだらないプライドがそれを阻んできたこと。

困った時ちゃんと「助けて下さい」と言えること。

困ってる人の「助けて」 に手をさしのべること。


確信としてあるのはこれからも世界中で困った出来事は何かしら起こり続けるということ。

身体も思考も柔らかくあれ。今後の僕の最大のテーマである。


何せ身体が硬い、、、 



gigadylan







目が覚めたら、そこに涙目のトキロックがいた。

その涙の出具合と表情から手術は成功したんだなと思った。

カメラを向けられ何故だかわからないが、ふいに敬礼をした。


”恥ずかしくはないが還って参りました" 


その3時間程前、僕は手術室に向かうストレッチャーの上にいた。


手術開始時間は予定より基本遅れると思っていて下さいと朝言われていた。

が、そう思ってトキロックと談笑している最中に完全なオンタイムで準備してくださいと

看護師さんがやってきたのでふいをつかれた。

あれよあれよとストレッチャーに乗り換え、手術室に向かえたことはしても仕方ない緊張をする隙を与えられず、流れる天井とトキロックと看護師さんの下顎を見ながらこれ映画やドラマでよく見るやつだと心が踊った。

そうこうしているうちに手術室に入り、今回担当のS先生のチームに引き渡された。

右側から黒縁に所々金色でアクセントを施してある主張の強い丸メガネガールの顔が中々の速さで近づいてきてこのままマスク越しにキスされるのではと胸が高鳴ったが、目前で止まり「〇〇のIです。ギガさん宜しくお願いします〜!」と挨拶され、間髪入れず左側から特徴に欠けるボーイが顔は近づけず「〇〇のIです。」と挨拶された。開始早々頭文字 I に挟まれたことから愛に囲まれこれは幸先いいなとくだらないことを思った。

手術室は近代化甚だしく、これから宇宙に行くのか?と思えるほどのモニターとテクノロジーを感じさせる仰々しい機器に囲まれていた。

それに相反するかのようにチームS(なんだかんだ10数人いたように思う)は大学の緩めのサークル(大学行ってないので勝手なイメージであるが)もしくは、髪型自由ピアスOKの居酒屋のようなノリがあり、携帯が鳴ったりして「誰か携帯なってるよ〜」「わりーわりー オレオレ」みたいな会話がなされたり、S先生が麻酔の量を最初いくつからいって最後いくつでみたいな数値を麻酔担当らしきボーイに言うのだが、ボーイが全然覚えれず「いくつでしたっけ?」とか言って別の担当のガールが「いくつといくつだよ〜 もう 私の方が覚えてんじゃん」

あははは〜(笑)みたいな感じなのである。おいおいチームS こんな感じで大丈夫なのか?と不安になりかけたが、もしや敢えてこういう空気にすることでこの手術は大したことなくて楽勝なんだよということを暗にアピールし僕を安心させようとしてるのかもしれないという結論に瞬時に辿り着くことで逆に安心した。手術着が解かれ、手術用パンツも解かれ、僕の貧弱な身体を若きチームSに託し目を瞑った。血管に麻酔が入ってくる感覚を少し味わったのちに和やかに意識が遠のいていく数秒はとても気持ちが良かったとこまで覚えている。



僕の心臓が小さかった事で焼く範囲が少なく手術が早く終わったこと、興に乗ったTEAM Sが今後悪い電気信号を受け入れてしまう可能性がありそうな右心房の何箇所かもついでにやっといたよということを後でトキロックから聞いた。

きっとスラムダンクの山王みたいなチームだったんだろうなと、ありがとう常勝軍団。多分。
gigadylan 
夜はごうごうと風が強かった。頻尿で何度もトイレへ。イヤホンで睡眠導入音楽を聴きながら眠りを迎えに行こうと試行錯誤。
僕の心臓は小さいそうだ。道理で小心者な訳である。ずっと心電図を取っているのでナースステーションでは眠れてないことや、時に悪いイメージが沸いて緊張してしまっていることなどバレバレなんだろうなと思うとより落ち着かず、邪念を振り払うべく般若心経に切り替えたりするも、選んだものがバイノーラル録音仕様で臨場感が強過ぎ和尚と小坊主達の倍音全開の声が四方八方から攻めてきてより取り乱したりしてしまったりと、うとうと、おしっこ、取り乱しのループを繰り返しながら朝を迎えた。

カーテンが開かれると昨日とは打って変わって赤城山がくっきりにっこり僕を見下ろしており、「心配するな、保証はないが多分うまくいくよ」と言ってくれてる気がした。退院したら山の上の赤城神社に参拝しに行こうと思う。
担当医のS先生がやってきて大体の手術開始時間を告げられる。S先生は出身は不明だが言葉のイントネーションがどことなくはんなりしていて落ち着く。
トキロックと僕は昨日お会いした感じから、彼をカテーテルアブレーション界の若手ホープだという位置付けにし。脳内のお気に入り医フォルダーにはんなりと入った。きっとはんなりと手術を終わらせてくれることだろう。

SNSを見ながら朝食を。和テイストの朝食に牛乳なのか?と合わないなと思いながら牛乳を飲み干す。舌がパンとコーヒーを欲し売店へ。
コメントくれたり、念を送ってくれたり、気にしてくれたり。小心者の僕にはもうこのまま死んでもいいかなと思える(悪い冗談言えるくらいの余裕あり)くらいとても励みになっています。
4人部屋の他の方々はみんなアブレーション仲間(僕が断トツに若年であるが)で昨日、手術終わりの方を目の当たりにしたり、対面のSさんは色々と教えてくれたりしてくれる。
僕自身が一番ビビっているのはおしっこの管をいれることで、子供の頃血尿が出た時に一度やった記憶があるのだが物凄い痛かった記憶があり30年経って技術が進歩している、もしくは僕のペニス自体の感覚が鈍っている(あの時はまだ剝けてもいなかった)ことを期待。

さっき手術着に着替え点滴が始まった。一気に病人感が増す。
初めて飛行機に乗った時も初めてFUJIYAMAに乗った時もおしっこちびりそうなくらい心臓がバクついたが、今回は心置きなくおしっこちびれるというか漏らす心配がない点においては気が楽である。

あと数時間後には手術代の上。外はいつも変わらず夕日が沈む準備をしている。


gigadylan

病院のベッドの上でぼーっとYouTubeで動画サーフィンをしている。
2年半前に息苦しさや動悸息切れがやけに続き検査に行ったおりに持続性心房細動と診断され薬物治療を続け1度治りかけてみたものの昨年春に再発。ちょうどバンドの凍結が決まったり、トキロックの病気が悪化したり、その他諸々望ましくないことが重なっていた中で良からぬ電気信号が左心房に入り込み不整脈や動悸息切れを引き起こしてしまったのではなどとドラマチックなことを思ったりして気を紛らしているが実際のところこれだという原因を特定することは不可能であるし、意味のないことである。
カテーテルアブレーション手術をすることに抵抗はなかったのであるが、薬を飲みながら片手間ではあるがネットから得た不整脈に効果的なヨガや足ツボマッサージをやっていればひょんと治るのではという甘い期待を左胸に抱いてみたものの我が左心房は受け流し続けてるようなので、今年は何かと心機一転するのに向いており、このタイミングでしてみることにした訳である。
そんな大袈裟な手術ではないと云われているのだが、初めての手術であり、また心臓を焼くというイメージが焼き鳥のハツを連想させることから数日前からそわそわは勿論している。
今朝、病院にチェックイン。 

諸々の検査や担当医からの説明。副作用の話を聞いて納得するも、起こったところで自分に出来ること殆どなく、医師を信頼し委ねるしかない話である。また術後一ヶ月間は禁酒と言われ。次の東京でのライブは飲めないということに最もショックを受ける。4/5の京都nanoはさすがに飲んでしまうと思いますが、、、。

そんなことで明日、手術。成功率60〜80%ということなのでこれ読まれた方はお手数ですがほんのり念を送ってくれれば頼もしいです。

消灯時間21時まで あと10分。眠れればいいのだが。

gigadylan 

「今日、終わったらすぐ行かんといかんけえ、先に打ち上げしようと思うんじゃけど、考えといて。」とリハを終えた僕らに告げ、SiMoNさんがリハに入った。

このイベントもそうであるが、"SiMoNさんに誘われたら断れない"が僕とトキロック、いやmothercoatの掟であり指針である。ただ出番前に今はお酒を飲む気にはなれないのでお茶もしくはノンアルコールビールかなんかでと思いながらSiMoNさんのリハが終わるの下北沢を散歩(緊張していたのか無性に歯を磨きたくなって歯ブラシを買う為)しながら待っていた。

440に戻るとSiMoNさんは消えていた。あれっと思って電話すると「東京に来たら服とか見たいでしょう、いくつかいい古着屋あるから一緒に見よう」と言われ掟に従い、最初に紹介されたビンテージだからなのか優れたデザイン性なのか基本万単位の古着屋さんで買えない服を散策した後、「ちょっと僕らには高価過ぎますね」と正直に告げるとCHICAGOなら安いのも沢山あるよと言うことで見に行く。見に行った手前、何か買わないとという使命感が芽生え僕が持ってそうと思われても不思議ではないが実際は持ってない柄のセーターを物色し、一番最初に目についたセーターを買うことにしてレジに行こうとするとSiMoNさんが「服買うときは絶対、試着した方がいいよ」と言うもんで一応試着する。大きめではあったが、柄も気に入ったし値段も2000円と手頃であったので購入。SiMoNさんもそのことで満足したのか自分は買わず、軽くお茶でも行こうかといくつかお気に入りのお店に連れて行って貰うも、時代の移り変わりは早く、SiMoNさんが下北沢にいた頃のお店はなくなってしまっており、先打ち上げ難民になりかけるも、SiMoNさんが「あそこどうじゃろか?」と指差したビルの3階にある雰囲気良さげなカフェバーに入りノンアルコールで乾杯。約20分ほどの打ち上げではあったが、久々に会えた喜びを伝え、SiMoNさんの近況を聞いたりしながら濃密な時間をライブ前に過ごすことが出来た。


いい買い物が出来たと思っていたが、今日袖にでっかい穴が空いてることに気づいて値段に納得したのであった。


この日は近からず遠からずな久々に会えて嬉しい出演者ばかりであった。みんなSiMoNさんに誘われたら断れない何かがあるのだろう。440の店長さんとも僕らは認識していなかったが十数年前の名古屋の大学の学園祭に出演した時にCDを買ってくれたらしく、巡り巡っての再会であった。

同年代の働いている人達には平日の19時半は早くて来づらいかなと思っていたが、いろんなところで出会ったいろんな人達が観に駆けつけてくれてありがたい限りであった。

ライブにおいてはTシャツも持ってきていたのだが、今の自分ならタートルネックのセーターでも出来るのではと新しい挑戦をした。結果的に暑かったが、出来なくはないという気づきを得たことは大きな収穫であった。

ライブ後の温かな言葉や、称賛と捉えても差し支えないような言葉に気持ちよくなりつつも、それらに値するライブをやれてる気はまだしておらず、これからゆっくりとそれらに応えれるようにと思うばかりである。それでもヒサシさん(THE BEACHES)のツボを刺激できていたことは素直に嬉しかった。またこの日出演していたみんなと音楽の話を出来たことが何よりも楽しかった。


この日は写真とか全く撮ってなかったんだけど、twitterに動画あがってたので拝借。


発注先のトートバックのボディの在庫切れから、何か作らねばと作ったサコッシュの売れ行きが良く思っている以上に世の中の人は自転車に乗っているんだなという発見もあった。

まだ持ってない人は是非買ってほしい。自転車持ってない人はまず自転車を買ってほしい。


gigadylan