なんでなの
2025年5月17日(土)京都 Live House nano
トキロック誕生50周年祝賀自主企画「5Oat (ゴート)」
69名でSOLD OUTとし、なんだかんだで75名のお客様と京都nanoオーナーまーこさん、店長モグラさん、ステージみきてぃ、MOTHERCOATスタッフつまこ、Drums イリマジリジュン、Guitar ニノミヤソウ、Guitar アビーフクノスキー、PA スギハラジュンペイ、ギガディラン、トキロックの総勢85名でお祝いする事ができました❗️
ギガディラン目線での当日の振り返りは前回のブログにてお読みになれますのでそちらも是非😇
そのブログの方で当日のセットリストが掲載されているのですが、アンコールの一番最後に書いてある「なのにやぎ」というのは、当日私が京都に向かう車の中で詠んだ一句なのです🎋
俳句のルールとか勉強してないのでそこらへんは適当ですがご容赦願います🙏
当日は、前回のブログでも書いてあるように、2人セットやバンドセットとは別にギガディラン、トキロックそれぞれのソロで始まりソロで締めくくるのがいいなぁと言っており、実はその日に向けて書いた長〜い詩をポエトリーリーディングの形でお送りしようかと準備していた曲もありました
その曲は別の機会にきっとどこかでお披露目する機会があるとは思うのですが、何せ前回のブログでセットリストを見てもらえればわかるように本編が思ったよりも長くて、2時間半ぐらいの超大河ドラマとなってしまったため、ここからまた長〜いポエトリーリーディングもないもんだと思って、急遽この一句を詠ませていただくことでお開きとしたのでした🏮
タイトルの「なのにやぎ」、「なの」は「nano」、「なのに」は前後対立の接続詞「それなのに」、「やぎ」は「5Oat」、「真砂(まさご)」は「岩(ロック)が砕けた細かい砂」を表し、語源の「まなご(愛子・真名子)」、さらにnanoオーナーのまーこさんの本名「まさこ」と掛けてそれらが降り立った「二条」はnanoのある場所、そこに積もる「塵(ちり)」は微小単位であるnanoを漢数字で表した「塵(じん)」と掛けて「芥(あくた)」は「ごみくずなどつまらないもの」の意味で仏教的な「無」、もしくはわたしたちを含めたそこで演奏する・されるものたちを暗喩、「土竜(もぐら)」はもちろんnano店長「モグラ」さん、モグラは「掘る」もの、その「つまらないもの」を「ほる(放る)」こともできるけど「ほれれば(惚れれば)」、「浅き夢(今まで見ていた浅はかな夢)」が命の証として咲く事ができる、という、わたしたちの愛する京都二条nanoおよびそこで鳴らされる音たちへの心からのラヴレターでありました💌
わたしたちの「5Oat」のはじまりがなぜ京都のLive House nanoからだったのか、駆けつけたかったけれど京都はさすがに遠かったよ、という往年のお客さんや音楽仲間もいらっしゃったと思います😌
わたしたちが活動と凍結していた頃に、まだまだ具合の悪かったわたくしトキロックを連れて自分自身も疲弊からか元気のなかったギガディランが気分転換に参加したnanoの年中行事、年末の大掃除に参加したことがありまして、その時もまーこさんの温かい言葉やモグラさんの普段通りの対応に非常に心が温かくなったこともありました💖
また、これは2018年8月10日のモグラさんのつぶやきですが、深谷で一つ屋根の下で暮らした最後の砦のイリマジリジュンが脱退を表明してから2017年の年末で凍結したmothercoatが家で音楽を聴く事がまったく出来なくなって、トキロックはまだまだ病状が大変に不安定で、ギガディランもバンド活動をやむなく止めた事で失意のどん底にいる時、そんなときにこの呟きを目にしたギガディランが涙してこのスクリーンショットをお守りにしていたというのは、私もずっと後になって聞いた話です😌
加えて、2人体制になってからというもの、なぜか京都と縁が深まりまして、バンド時代には知ることもなかった京都でのいくつもの素晴らしいパーティー(「Nightclubbing3 with 不時奏」 by experience(e)、「dip6」 by Redhair Rosy (ex. the McFaddin)、「来来」by PUB VOXhall gakiなど)や、音楽フェス(「BOROFESTA」、「いつまでも世界は、、、」、「櫓盆」by 吉田寮など)に出演する事ができ、それもこれも2人になってからもわたしたちに変わらず声をかけてくれたモグラさんや、京都で活動を続ける昔からや初めましての音楽仲間たちによって繋がっていった絆であり、2人体制としてはブッキングがかなり京都に偏ることも多くなっていたこともあり、そんなここへ来て縁付いた京都で、モグラさんと一緒にパンパンの京都nanoを体感したいという強い思いが私たちの中に芽吹いていたこと、自主企画しかもワンマンなんて凍結以来10年以上のあまりに久しぶりなことなどもありキャパ的にも自分達が何とか背伸びしてソールドアウトしたいなという目標としても心地よかったことなど、私たちの中では「5Oat」のキックオフとしてごくごく自然な流れで京都Live House nanoでの開催とあいなったのでした👘
これに合わせて、モグラさんがすべてのイヴェントに対してすごい熱量でずっと書き続けている文章があるのですが、一部の出演アーティストの中では心の支えになっているとかいないとか、、、「5Oat」の日のものも、目頭が焼け焦げそうになったので皆さんも是非読んでみてください
今夜のnano MOTHERCOAT presents トキロック誕生50周年祝賀ワンマン『5Oat』
さて、「5Oat」アンコールの上記「なのにやぎ」を詠んだ後に、ギガディランに耳打ちされるまですっかり失念してしまっていたトキロックからトキボンへの改名の理由について書こうと思って書き始めたこのブログ、いつの間にか「5Oat」が「なんでなの(nano)」で開催されたかの理由でここまで来てしまいましたので本日はこれにて、続きはまた今度🪘
トキボン(ex. トキロック)
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