Mederu vol.0 愛でる 芽出る ありがとう
私たちは、音楽が出来たら録音したり、しなかったりして、それを携えて、旅に出る
各地のイヴェンター、ライヴハウスやカフェのスタッフ、アーティスト達、その他諸々面白い場を作ろうとしている人々、そんな方々に呼ばれては、旅に出る
長らく自分たちで何か事を起こすことから離れて、そのような優しい流れの中で泳がせてもらっていたのですが、今回きっかけをもらって自分たちで本当に久しぶりに主催したイヴェント「Mederu vol.0」
車でしか来られない山の中で、予約不要だから一体何人来るのか全くわからない
それでも「行くよー」と言ってくれた人たちの言葉に励まされながらも、知らず知らずのうちに勝手に心の中でアップアップしていたみたい
蓋を開けてみたら、移住してからの2年10ヶ月で繋がった人たちと、その人たちそれぞれがさらに繋がっている人たちとの軽やかなようでいて確かな信頼がベースの絆の大きなハンモックが、たまたま一度通りすがりに言葉を交わしただけの方まで含めていつのまにか大きな大きなセーフティネットへと編み上げられていて、そこにふんわりと着地させてもらっていたようで
泣いているのは私だけで、みんな笑っていました
それをみて私はまた暖かい涙を流しました
Mederu vol.0 は、開催場所のcafe shackとそこに携わる方々の存在なしにはありえなかったものです
快く出演してくれたアーティストたち
当日あの場に足を運んでくれた皆さんが美味しいご飯と私たちが愛してやまないアーティストたちの音楽を、それぞれのスタイルで自由に分かち合ってくれました
我が村串原には山のハム工房ゴーバルと東京のバンド、ドブロクが共催する「秘境にて」という音楽フェスティバルや、サトノエキカフェが主催する「土間音」という音楽とマルシェが融合したお祝いの催しなど、回を重ねているイヴェントがあって、彼らは私たちから見ると、こともなげに、笑顔で、イヴェントを作り上げては毎年のようにみんなを楽しませて村を盛り上げていてくれて、そんな私たちが見上げている猛者達が遠く先を大きな背中で走ってくれています
彼らから溢れて漏れてくるエネルギーの一旦に、一緒に携わる形で触れることでさらに深くそれが心に染み渡ったといいましょうか、さらに前述の大きな大きな、そして丈夫なハンモックに背中から倒れ込んだ時のあまりの安心感への喜びが爆発してしまった、拙くも言葉にするとそんな心持ちです
来てくださった方に「『vol.0』」ってことはvol.1、2と続いて行くんでしょ❓楽しみにしてるよ」と言ってもらったりして、それは素直に嬉しかったです
頻繁にやれるようなことではないですが、また何か機会があればその時はこれを読んでくださっているあなたとも一緒に何かを分かち合えれば幸いです
埼玉から出演してくれたMOTHERCOATの元メンバーで音楽を描き絵を歌うアビー・フクノスキー
彼の描いた絵はcafe shackのレジ後ろ、前述ドブロクのボーカル、寛司くんの絵と並んで飾ってあります
地元串原から出演してくれたグロリア
彼の最新音源「私たちのブルース」は私たちのBONJIN_RECORDS のスタジオで録音・ミックス・マスタリングされて好評配信中
当日も素晴らしいセットリストに舌を巻くばかり
地元串原から我らがmountain mountains
彼らの最新音源「月とスッポン」もBONJIN_RECORDSから好評配信中
私の心のツボにたまに刺さり過ぎて涙が流れ過ぎて困ることがあるのでちょっと気を付けてるくらいですが、昨日はまたやられちゃったな
この日はMOTHERCOATの元メンバーのジュンペイにPAをしに来てもらいました
今もこうして元メンバーたちと楽しく関われていること、とても嬉しく思っています
会場は知っている顔も、はじめましての顔も混じって終始暖かい雰囲気に包まれていました
外にも音が程よく漏れ出ていて、太陽の光を浴びながら心地よい音量でライヴを楽しむ人々も
オープニングアクトが終わって後は楽しむだけのほろ酔いギガディラン
胸いっぱいの顔しているね
MOTHERCOATファミリーの悪ガキたち
会場の音作りや機材のセッティングなんかも、みんながいてくれるので楽しく徹底的にやれました
アビーフクノスキーが当日短い時間の中で描いて作ってくれたドネーションボックス
来てくださったみなさんのお気持ちを、おかげさまでアーティストの皆さんに還元して分かち合うことが出来ました
Mederuを共に分かち合ってくださった皆さま、そしてイヴェントに来られないまでも気持ちを向けてくださった方々へ心からの感謝を
TOKIROCK
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