ツボにハマれば痛いほど笑いが止まらない。

1月を出た。つまり2月に入った。ということになる。出入りを自由に選べなくとも僕は日本の表現感覚の中で育ってきた影響かはわからないが、自分軸で日々を過ごせていると錯覚した時、絶対的な時間軸に対しても出入りしている感覚に陥ることも可能なんだなあ。なんてことを考えながら、朝から最近ハマるとこまで持っていきたいと続けている腸ヨガをし、官足法に乗っ取った足ツボ揉みをしている。足ツボ揉みは強烈な痛みを伴う。リラックスしながら痛みの我慢の限界までツボを押すことで効果があるらしいのだが、リラックスすることは至難の業ではないかと苦痛に顔を歪めている。これでは続ける気にならないと痛みを堪えるのではなく素直に「痛たたたたたたたーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!」と声を張り上げながらやると段々笑えてくるいう大技を繰り出すことに切り替え、なんとかかんとか第二の心臓の血液の巡りがより良いものになればとやってみている。

何故、そんなことをやっているかと言うと。先の記事でも書いた認知症の父が昨年末、もう死ぬのではと思ってしまうくらい状態が悪かったのであるが、足揉みの先生に来ていただいて週3回か4回2時間かけて揉み続けてもらってる(父の場合は体の状態に合わせた力加減で)うちに血色も随分と良くなり、良いのか悪いのかまた少し元気になったということで興味を持ち、実際にその先生にも会って、やってるところも見て、自分もそれなりに体の不調を嗜んでいる身であることからやってみたらどういった変化が現るかを試してみたいと先生の信念の100分の1くらいの興味本位のみでやり始めてみている。


昨日は足利にある足利織姫神社に行っていた。縁結びのご利益があるということでツアーの先々で新しい縁に恵まれればと参拝。そして振り返れば天候にも恵まれ関東平野の先の富士山まで見えありがたい限りであった。写真を撮ってみるものの遠くから見えた富士山は携帯で写真に撮っても伝わらないランキングベスト5にランクイン。因みに1位は今日の月、でかい!!と思って撮った月である。それはさておき清々しい気持ちで社を後に。


帰りに"孤独のグルメ"で見た、太田にあるブラジリアンレストランに行く予定にしていたのだが、前日の夕食ががっつりラムステーキだったことが尾を引いていることに気づき、胃腸にお伺いを立てたところ、その近くあるオーガニックレストラン"ラ・スール"に切り替えることに。

入ってみたら、土曜日ということもありそこそこ混雑していたのだが僕らが客層としては最若手に位置していた。そこら中から聞こえてくる会話は主に健康談議に終始していた。そこに僕は薬膳師の資格を持っているからということから始まり、とにかくウチの料理を食べてれば体の不調はなくなると言い切り倒す健康哲学強めの店主が客に呼ばれてはホストのように飛び回ってはその哲学を語り、お客さんは熱心に聞いたり尋ねたりしていた。壁には額縁に入った資格証とあらゆる山を妻と登頂している写真が貼ってあった。店主から放たれるその揺るぎない信念を食べている、もしくはその店主の健康体をお裾分けしてもらっている気分になった。僕が食べた薬膳カレーは丁子(クローブ)がかなりわかりやすく効いていて僕好みであった。

帰り道についで、冠稲荷神社にも寄って帰る。ここは何とも商業色強めというか複合施設になっていており、幼稚園からカフェ、結婚式場まで併設していたり各所にインスタ投稿推奨スポットを設置していたり、立派な金木犀の木の周りにガラス張りの円形の神札・御守処があるという何かとモダンな神社であった。





体に好いことや、心に好いことに惹かれ実践したり外に出て行くも、案外その場のパワーに圧倒され帰ってくると思いの外疲れていて、体調を崩したりしていることは内緒にしたいところだが、実際、昨晩からちょっと崩してしまった。ある筋の情報からそれも好転反応の一つなんて思い込むことでこの本末転倒的な状態を笑うのも人生の醍醐味であるものです。



とりあえずレッドブル飲みたい、、、。トキロックに嫌な顔されるけど。




gigadylan

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