肝心のことが霞むほどに、姿勢が、、。
現時点ではお金がまだ必要なので週4日は昔ながらの労働的対価を頂く仕事をしている。
その中で日曜日は少しでも音楽的な何かをやるというのがある。しかしながらここのところ、結婚記念日だ、誕生日だと週末出かけたりすることに夢中でままなっておらず、気持ちはmothercoatのリハーサルだ!、レコーディングだ!と音楽に向いてるいるのだが、休み慣れた心と体は急には速度があがらないもので深谷のアリオにX JAPANのToshIが来るという情報をチラ見してしまい、ファンでもないのに有名人がアリオに来るというだけで少し観に言ってみたいな、日曜だけど、、、。と思考に簡単になり、トキロックに「ToshIさんも色々つらい時期を経て今があるんだよ、その今を少し観に行きたくはないかい?」と詳しくも知らないのにToshIさんの歴史を知ってるかのように誘ったら、簡単にネットでToshIさんのことを調べ僕以上に乗り気になり、朝、整理券が配られるからそれを貰いに早めに行こうとなる。
当日、朝からアリオに行く。すでにそれなりの普段はあまり見ることない列が出来ており並ぼうとするも整理券はToshIさんが色んな人の曲をカヴァーしたアルバムの予約をしなければいけないという、考えればそれはそうだろうという仕組みになっており、朝からアリオに行き帰りにガソリンを入れただけの二人となった。家に帰り、昼食を済まし12時半。整理券はなくとも2階のそこそこのところから観なければと再度アリオへ。もちろんいつもより駐車場は込んでいて深谷に来て初めて屋上駐車場まで登った。イベントスペースの周りは老若男女の人だかり。ファンの方で埋め尽くされてるかと思いきや、おじいさん、おばあさんがしっかり場所取りして(させられて)いたりして、僕らは2階のステージ正面(こんな時でも音のことを気にしてしまうところがあり、姿は見えなくともちゃんと歌が聴こえそうなところ)の人だかりの後ろ、背伸びしたり人の隙間からギリギリ見えるところで待つことにした。14時を少し過ぎてToshIさん登場。※時間限定で写真撮影OK
何がいいって姿勢がいい。遠目で観ても明白な姿勢の良さが際立っている。肝心の歌が霞むほどに背骨が最新の医療技術で固定されてるのではと思うほどに驚きに姿勢がいいのである。歌の方は2曲歌われたのだがアリオの音量制限の為だろう、サビの歌い上げるところでコンプががっつりかかって音が潰れAメロよりも迫力を失ってしまっていて(今、それ気にすることじゃない)、ほんとはもっと素晴らしい歌声だろうにそれをちゃんと届けれないのは不本意だろうなあと本人がまったく気にしていなそうな様をよそに周りの人に「本当はもっと迫力ある歌声ですよ、きっと」と耳打ちして回ろうかと思っていたら、トキロックはそんな僕の思いを他所に何らかの感動をしていて、「とにかく観に来て良かった〜」と言っていた。帰りはもちろんToshI渋滞にがっつりハマり駐車場から出れず、なんだかんだ朝から夕方までToshIさんに費やすことになる日曜日となった。こういったことは僕みたいに気の多い人間には起こりやすい。ちょっと観たいや、ちょっと食べたいが思いの外ほぼ半日がかりになり、そのこと自体は楽しかったのだが、もっと他の事ややらなければいけないこともしたかったという思いがその楽しかった思いに罪悪感をまぶし、何とも言えない焦燥感を伴ったり。反省はしないが、自分の行動原理に軽い修正はかけたいものである。
その日は家に帰り、いじり始めたら開き直ったような曲が出来た。
"大体のことは許してあげればいいさ〜 大体のことは許してもらえばいいさ〜"
というサビを二人で歌った。
後日、録っていたのを聴いたら。自分の感覚ではセンスのかけらもないダサさで
その部分はボツにすることに、、、。
あぁ 今月はクリスマスにお正月、、、。それなりに楽しみでそれなりに怖い。
来年motercoatのツアー楽しみにしててください。
gigadylan
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