待てば暮らせば。

やりたいこともやらなければいけないことも解っていても心と体がそこに向かわなかったり、追いつけなかったりしている。

その間、何をしているかというと常にそこに向かう為の気分を待っている訳である。

その待ち時間に生活費を稼いだり、本を読んでみたり、映画や動画を観たり、Facebookで友達の動向を気にしてみたり、散歩してみたり、カフェに行ってみたり、瞑想の真似事をしてみたり、哲学的な思考に耽ってみたり、政治にあーだこーだ言ってみたくなったり、日曜日に訪れるエホバの王国の方の話に耳を傾けたり、木を切ったり、雑草を抜いたり、草木に水をやったり、性欲の赴くままに慰めてみたり、人間ドックへ行ってみたり、急に思い立ち料理してみたり、掃除してみたり、障子を張り替えてみたり、ただただビールを飲んでダラダラしてみたり、とにかく寝たり、ひたすら寝たり、異様に寝たり、そんな自分を不安視してみたりしている。

40歳になったらこんなに眠れるものかというくらい僕はよく眠っている。トキロックも僕に引けを取らないくらい眠っている。このペースで行くと還暦を迎える頃にはコアラに引けをとらいないくらい眠れる気がしているくらいである。

余談中の余談ではあるが、子供の頃は寝るのが勿体無いと思っていた。小学校高学年の頃、門限的なものはあったが、朝早く出て行く事には両親共にお咎めなしである事に気づいた僕は朝練と称して4時くらいから友達を集めて球遊びをしていた時期があった。もちろん、最初は面白がって集まってくれたが徐々にもう少し寝たいという全うな理由で徐々に集まる人数が減り、最終的に一人でボールを蹴る事に虚しさを覚え終了したが眠るくらいなら遊んでいたかった。それが今や遊びたくてもとにかくすぐ疲れて眠ってしまう。せっかく夜遊びしても咎められない年頃になったのに、いやはやなんとも皮肉なものである。

それはさて置き「待っていても自然になんかやってこないよ」という囁きが聞こえてこなくもないが、待てば暮らせば時折はやって来るもので今週末、扇町パラダイスではその時折を何とかかんとか組み合わせた一つのカタチを楽しんで貰えたらなと思っています。台風が少し心配なので、皆さん自然には逆らわず、命大事にでお願いします。

待てば暮らせば、色々と崩れてしまっていたものたちも新しい要素を含みながら修復されていくもんだなと実感しています。今は歌いたいことより話したいことの方が多くもあり、当日、気づけばトークショーになっていたという事もあり得なくはないですが、そうなったらそうなったでそれもmothercoatということでご理解ください。


今や、眠れる夜と眠り続ける昼多めですが、、、。

この曲もやろうと思ってます。


gigadylan









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