一度死んだ だから復活なのだ

もう一昨晩になるけれど、吹田SAにて事切れてのち朝9時頃、神戸から無事家に帰ってきました私たち


余り寝ていないにも関わらず、服も着替えずにそのまま掃除機がけをして更に出かけるなど、普段パワー無さ過ぎて「情けない」「不甲斐ない」「うだつが上がらない」が口グセの我々がここまで動けている理由である最高だった祭、12/7「全消灯祭」 


 出演に向けて神戸に向かう愛車ミラ・ジーノの中で急にビビっと閃きました


  「あっ!灯を全て消すと見えるのは無数の星の瞬き!」 


そうだったのか!こうしてトキロックの全消灯祭マイストーリーが幕を開けました 


到着して見始められたのは初めましてのShomさん 

音楽が音を楽しむと書くことを思い出させてくれるようなライヴで、瞬いてるなぁやはりにやりとマイストーリーが加速 

ちなみに来年2/22にD×Q神戸でレコ発されるようでSOMAOTAくんのDUCK HOUSEも一緒みたいなので要チェックです 


BLUE PORTからD&Qへと場所を移してこれまた初めましてのResonanceさん 

え、、、 

human beatboxって作りたいビートを自由自在に歌えちゃうんだからつまり最強ってことじゃないの、、、?との思いを抱きましたね 

特にベース音担当の方から目が離せなかった  そうして瞬きがさらに激しくなる 


そしてワッペリン、十分に非日常なステージ衣装より普段着の方がガンギマリしてる人たちあんまりいないんですよ、、、

私たちは彼らを極道と思ってます(本来の意味の方で) 

それはともかくどうしてもまずビジュアルに目を持っていかれがちなフロントのフウジンちゃんとヒロシくんなんだけど、あと若干違った意味で持っていかれるkeyのイトマ君もひとまず置いといて、ベースのコツコツ君とギターのカミサマ、普通の格好なんだけど一つも見劣りしてない 

バックバンドやヘルプ感が皆無 

 見るほどに凄いバンドだなぁと、バンドってやっぱいいよなぁとバンドの素晴らしさ再確認 

もう眩しいほどの瞬き 


写真はワッペリンのフウジンちゃんと私たち

イヴェント楽し過ぎてトリップしたそうで実際に浮世から消えかかっていますね  

まだまだフウジンちゃんには浮世を撹乱して欲しいので消えるのはこらえてくださいね 


ここまで暴走していた私の全消灯祭マイストーリー 


しかし続く2つのバンドTHE BERSERKERSFAKE DUB BANDを見る事でマイストーリーに違和感の歪みが生まれる 


それはまるで映画『バニラスカイ』の悪夢のバグのように


それは、どちらのバンドも明暗全く違う表現ではあるが「闇」を正面から見据えていたからなのであった 


お陰様で自分達の出番の前に気づくことができました


全消灯祭とは、一度全部の灯を完全に消して真の闇の中に自分を置くことで、否応なく心から光を求めざるを得なくなるってことなんだと 


人生は真っ暗闇でこの世は地獄だってことをもう嫌っていうほど一次二次に寄らず何らかの形で経験しないことには、人が本当の意味でそこから抜け出したい、こんなのは絶対におかしいと思うことは中々できない


というのも、薄暗さや薄明かりを弄んでいつまでもそこに佇んでしまうんですね


かくいう私もそういう遊びを止めようとしては気がついたらいつの間にか遊び始めている自分に気がついてやばいやばいとおののくっていうのをまだまだやってる最中なんですけどね


そんな話をどうしてもしておきたくて私たちMOTHERCOATのライヴはそんな全消灯祭ストーリー語りから始まってしまったけれど、元々30分の持ち時間のうち23分ぐらいしか曲やらない予定だったからギガディランも好きに話せて、観てくれてたお客さん達も皆さん暖かくてグルーヴィで最高でお陰様で凄く楽しくやらせてもらいました 

ちなみに出番が私たちの直前で自分達のリハ時間と丸かぶりの喃語と、あと私たちの神戸到着前に演奏された椎野尊之さん、コロコロボンボンズさん、クオーツ星さんは観ることができなかったのが良い意味で悔いとなりましたのでどこかで拝見するのが楽しみです


私たちの後は初めましてのカラコルムの山々さん 

彼らの年代の人たち(全然知らないんですが二十代前半くらいに見えました)がどういう時を経てこういう表現になるのかねぇとそれはもう嬉しい驚きでしかなかったです

物販で小演説してる感じとか、何故かふと小箱で一緒にやってた頃の凛として時雨を思い出しました


写真はザ・シックスブリッツのvo.西島さん  

Tシャツの柄にもストーリーの大きな流れを感じつつ 

初見でしかも私が病気だった時はギターの音が全く受け付けられなかった時期も長かったのですが、この日のジャムっぽい長いアウトロとか不思議とずーっと聴いてられたし、詩の朗読の内容や歌っている時の歌詞に聴き入ってしまったし、最後の方は主催の一畳レコード言水(ごんすい)さんとあれはズルいと言い合いながらギガディランは目から大量の汗かいてました 


写真は弱虫倶楽部 

 vo.gtのアジくんはThe Flickersの時からの音楽仲間で深谷時代も家に遊びに来てくれてたり仲良くしてくれてます 

当時から彼の音楽性には一貫した初期衝動の輝かしさがあると思っていたけれど、幾年月を経てもその千切れるほどの純度を保ったままに経た年月の分、違った道を見せてくれていることに大変な勇気をもらいました 


写真は藤山 拓バンド 

こちらも初めましてでしたが一聴して素晴らしい声と歌に、トリ前に一旦耳に清涼剤で一服させたいのかなと瞬間的に浅はかなことを思いましたが、僻耳でした 

 藤山さんとは今月ソロ形態でご一緒する事が決まっているので今後の詳細発表を楽しみにお待ちください 


写真はいよいよオオトリを務めてきっちり全消灯祭の灯を落とした後にアンコールでまた炎を灯してくれたVANQULLWAR'S 

立川dancingでご一緒してから今回出演の運びとなり、今回バンド編成を観るのめちゃくちゃ楽しみにしていました 


冒頭から「二元論」の行く末だったか成れの果てだったか、いきなり本質を突くキーワードが飛び出したのでクワッと眼をかっぴらいて集中して聴きました 


彼らとしての「全消灯祭」のナラティブはMCの中で「一度死んで、そこからまた火を着ける」というような感じでサクッと触れられ具体的なことは何も語られなかったのですが、私の築き上げたストーリーの結末として大変に美しいものでした 


そこから歌い出されたアンコールの『燃えろよ燃えろ』で始まる曲 

 

もう、素晴らしいとしか言いようがないですね 

そんで、1番聴いてみたかった「光の国から」という曲やらなかった辺りも素敵な余韻ですね 

 

極め付けにイヴェント翌日12/8が言水さんの誕生日って、、 


私、落ち着け 

みかんは甘いんじゃない、甘じょっぱいんだ 


もう、長くなり過ぎて何言ってるか自分でもわかんなくなってきましたが、とにかくVANQULLWAR'Sチェックして新譜も発表されていますので聴いてください 

2nd mini album 「穢キスパート

とはいえやはり是非ライヴでの体感をおすすめします 


 あー全バンド素晴らしくて楽しかった‼️ 


お出会いしてくださったお客さん、素晴らしい共演者の皆さん、そしてこんなに凄まじいイヴェントの一つのパーツとして私たちを誘ってくれた言水さん、本当にありがとうございました‼️ 

全消灯祭を終えて最後に神戸でもっこすをすすって家に帰るの巻  


▲ 以降のライヴスケジュール ▽ 

◽︎12/22(日)大阪Hard Rain 

◽︎12/23(月)京都Growly 

◽︎12/30(月)名古屋ROCK'N'ROLL 

◽︎1/25(土)京都nano 

◽︎1/26(日)大阪 SOCORE FACTORY


TOKIROCK

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