無計画なままに計画めいていく。

1つの約束事を元に始まった突発的且つ無計画な旅は道すがらその方面にいる友人を思い出し半ば強引に会いに行くというそれなりに計画めいたカタチに結果なった。突然の連絡にも関わらず急遽時間作ってくれた友人達ほんとにありがとうです。


観光的なものも以前よりかは楽しめるようになってきたのだが、僕個人は友人達の今の暮らしのあれこれをじっくり聞いたりする方が好きだったりして、そういった時間を随分と贅沢に過ごさせてもらったように思う。

なんだかんだみんな、移住だったりUターンだったりで出会った場所と今会える場所が全然違って面白い。

そしてみんな悪戦苦闘もありながら挑戦し続けていて、もうなんというか、僕あたりは誰に会っても「凄いなぁ」しか出てこない祭りとなる。



自分を卑下するまでには至らないがどうしても比較を用いると"もう少しちゃんと生きないとな"とはなったりするものである。


一通りの会いたい友人に会い終え高千穂や別府を観光する。


高千穂の天の岩戸神社に行った際、神主さんによる天照大御神が隠れたとされる洞窟案内の際、神話を話されたのだが、神々のわりにあまりに神々しくないエピソード満載なもんで我慢していたのだが天照大御神を引っ張り出す際、投げ飛ばした岩が戸隠まで飛んで行ったというところで堪え切れずほのかに吹き出してしまった。

そんな中、トキロックは涙を流しながら聞いていたようで、こうやって世の中もしくは夫婦の均衡が保たれてるんだなあと神々に感謝した次第である。


最後は大好きな別府の湯で体を癒して帰ろうということで地獄巡りをし、鬼石の湯(時間帯が良かったのか入ったら客が自分一人だった)で整え締める。

二人のベスト地獄は鬼石坊主地獄に。


帰りはなんとなくフェリーは高いというイメージを持っていたが北九州-大阪のフェリーは比較的リーズナブルな値段だったことで大阪までフェリーで。


初めての長距離フェリーは豪華客船ではないのだろうけど僕らにとっては豪華に値しそれ相応の興奮と共にバイキングをむさぼり、僕の髪型、装いを見て「ナマステ〜」とアメリカンジョークで話しかけてきたカルフォルニア出身日本在住30年のおじさんがまさかのそこそこ近くに住んでる方でそんな偶然から会話が弾んだり、一通りの瀬戸内海にかかる大橋の下をくぐる際は甲板に出ていったりでほとんど眠れず大阪に着く。


港から家までところどころで仮眠を取りつつ無事帰宅。



やっぱり我が家は落ち着くなあ とはすぐならず換気したり台所に生えたカビを取ったり、草を刈ったり、なんだかんだで9月に。ただここは圧倒的に涼しいことだけは実感。

秋から冬にかけてはなんだかんだお誘い事がありがたいことに多数あったり、冬野菜に向けての仕込みがあったり(無理してやることもない)自分的には忙しくなりそうだなあと少しびびってもいますが、今回の旅で沢山パワー貰ったのでそのパワーをなんらかのカタチで放出できたらなと。

は思ってはいるものの、今は落ち着き取り戻した我が家で少し気が抜けてぐたー、、、。



GIGADYLAN

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