都合つけ会いましょう。

人それぞれの生活環境の中でシステムに組み込まれた暮らしをしていたら、そこから逃れられなかったり、縛られることでしか安心感を感じれなかったりすることもあったりして危ない危ない。

もう少しだけみんな動物的に単純に生活してみてもいいのではないかと、

常々コアラに憧れている僕辺りは思っている。

自分のアンテナには病気や災害や今回のコロナ渦を経験する中で大きなシステムから小さなコミュニティー、もしくは完全に個人で一定の暮らしを完結出来るシステムに移行しようとしている人達の息吹がバンバン届いているのだけれど、案外、大多数の人はコロナ以前の暮らしへの回帰を望んでいて、

その抑えきれない感情による言動が日本で言うと第4波、5波、6波となっていくような気もしている。

かの僕もライヴするということにおいては抑えきれない感情で言動する節があるのは、やはり人間関係は合理性では絶対的に完結出来ないということに尽きるからであり、その意味では薄らと回帰を望んでいる点で僕が思う大多数の人たちと変わらない。

話を戻すと、ウイルスを排除したり逃げ切ることに注力する政策が徐々に意味を失っていっている中で、行き着く策は質の高い食と睡眠と軽い運動以外(すでに重症化リスクを抱えてしまっている方々にはワクチンと医療体制が必要と思われる)にあるのだろうか?というのが現段階での自分内結論である。

厚生労働省の方々も、ニュースやテレビでももっとその辺りのことを全面的にアピールしたらどうかと思うのだが、そう出来ないのはみんながちゃんとした食事(自分が食べるものと向き合うということ)をして、ちゃんと寝たりしてたら日本の経済が回らなくなってしまうからなのだろうか?

出来れば、若い世代にはかつて真面目な日本人が得意としてきた責任感と気合のフル稼働の継続でしか達成できない古き良かったとされた仕組みを引き継いで欲しくないなと今は思う。

また緊急事態宣言が発令されそうな状況にあるけど、今までの社会構造が異常だったと思う方が自然なことで、それは今から思えば刀で切り合いをしてたことも明らかに異常なことだと認識出来るのと同等の話で、一年経っての今と向き合いこれを機にそれぞれが自分の正常を見直したらいいのではないかと強く思う次第である。

政府への不満や批判もいいのだけれど、個々に出来る対策(というと大袈裟だけど)もある訳だし、いろんなカタチの暮らしを大切にし合える未来を想像した方が自分にとってもあなたにとってもきっと都合がいいはず。


人間は割と都合良く物事が進むと気分が良くなる傾向にあるので、

皆さん 是非とも都合、つけ会いましょう。




GD

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